- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2004/10/22
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深夜にテレビでやっていたので録画して見てみた。もちろん目当ては水野美紀のアクション。なのに・・・なんですかこれは? アクションシーンなんてほとんどないやん。全体でも15分、水野美紀だけでいえば総計5分もないのではないかしらん。もっとワイヤーアクションばりばりの映画だと思っていたのに、映し出されるのは逃げ回っているシーンばかり。がっかり。しかもそのアクションシーンもなんだか「重さ」が足りない。
これを見ると「マトリックス」のアクションはやはり神がかっていたと再認識できる。
もう物語の辻褄とか設定とかめちゃめちゃなんだから、せめてアクションだけでも楽しませて欲しかったっす。
以下ネタバレ込み。
で、タイトルにもなっているスナイパーだけど、500メートル先のバスの運転手を打ちぬいたり、動く電車内の消火器を打ち抜いたりできる腕があるくせに、ウッチャンと水野美紀は延々撃たれない。こういうところで当たらないのは映画のご都合主義ではあるのだけれど、敵はオリンピッククラスの射撃の名手なのでそのご都合主義が違和感になる。
そしてラスト・・・。けっきょくウッチャンは自分ではほとんど何もやってないですやん。とどめさしたけど、あれ竹中直人が撃っても同じだし。うーん・・・。