- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2003/07/04
- メディア: DVD
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思っていたよりも面白かった。こういう言い方は失礼なのは重々承知しているのだが、あまり期待もせずに見始めたらわりとしっかりと面白かった。
ジブリということで、見る側も作る側も宮崎駿の呪いから脱することはできないのだが、いい具合にジブリで、いい具合にオリジナルな感じがした。宮崎アニメに比べると動きや絵などが荒いな、と思うところはあった。そこはやはり金のかけ具合なのだろうけど。ストーリーについても(私は宮崎モノ好きなので)追いついているとは言えないが、エンターテインメントとして十分楽しめた。また主人公の女の子も宮崎アニメとは一味違った感じのキャラだったので(キャラとしての好き嫌いともかく)、そういう意味では新鮮だった。
もうひとつ比較対象として必ず出てくるのが、同じ「バロン」の登場する「耳をすませば」。あれは妄想世界はあれどリアルの範疇の話だったが、こちらは「どファンタジー」。そもそも比較するのが難しいが、しかしあえて比べればこちらの方が面白かった。中途半端な恋愛話がなく、物語のテンポも良し。バロンもカッコエエ。
しかしこの話、「ネコを助けたときに実は車に轢かれ、生死の境を彷徨ううちに見た夢物語」だと思ったのだが全然違いましたね。だってあの瞬間からネコが喋るシーンがはじまるので、てっきりそうかと。変な話の見すぎですかね。素直さを失った自分を自覚してちょっと悲しかった。
媒体 テレビ もう一度見たい △(テレビでやってたら横目で見てそう) 劇場で見たい × 最後まで集中して見れた ○(子どもに邪魔されて一回中断はしたけど・・・) 他の人にも薦めたい △ 印象的なモノがあった △ マニアック ×