スーパーヒーロータイム

獣拳戦隊ゲキレンジャーから炎神戦隊ゴーオンジャー

先日、スーパーヒーロータイムの「獣拳戦隊ゲキレンジャー」と「仮面ライダー電王」が終了した。子どもにつられて見ていたのだが、中盤以降は自分でも見るのがわりと楽しみになっていた*1。

ゲキレンジャーの方は、マスターはヌイグルミだし、ロボもかっちょ悪いし、設定は地味だし、メンバーも地味な３人だし、ということであんまり興味はなかったのだけれど、中盤を越えて幻獣の勢力が加わってから、話に深みが出てきた。リオとメレのエピソード、ジャンとリオの過去、そして最終回の「２つの流派は今ひとつに戻り」のくだりなど、けっきょく終盤はワキワキで見てしまっていた。

最近の戦隊モノは見てなかったので比較はできないのだが、最終回のアクションがまたなかなかかっこよかった。流れるような飛び込み前転からの攻撃、ワイヤーアクションを使った壁走りなど、あのクオリティで毎回戦闘してたらもっと人気も出たかもしれないのにと重いながら見ていた。

人気薄という評判だったゲキレンジャーだけれど、中盤以降、ドラマとしてはなかなか面白かったと思う。特にリオとメレの存在は大きかった。子どもたちにあの展開が受け入れられたかどうかは別として・・・だが。

で、その後にはじまった炎神戦隊ゴーオンジャー、だけど、こっちは微妙。はじまったばかりでまだなんとも言えないが、今回は勧善懲悪モノらしいので、ゲキレンジャーのような「大きなお友達」も楽しめるようなストーリーにはならないような気がする。でも自動車大好きのうちの子には大人気。まだ１話しかやってないのに、既に「ゴーオンジャーが大好きー」とか言ってる。

ちなみにもう有名な話みたいだけど、悪役の幹部として及川奈緒が出ててびっくり。あとブラックの人のおでこの後退具合が気になります。

仮面ライダー電王から仮面ライダーキバ

こっちもそこそこ面白かった。意表をつく「鍵」となる人物、そして良太郎の欠落した記憶の真実。なるほどねー、と。ただ話が少し難しくて、子どもはおいてけぼりくらったんじゃないかといらぬ心配もする。

しかしあれだね、主人公である良太郎とモモタロスの関係よりも、ユウトとデネブの関係の方が熱いよね。

続いてはじまった仮面ライダーキバ。こちらは電王に比べて重厚な感じで、私としては好みです。ただしドラゴンの城だけはいただけません。あそこがなければリアル路線でいけるのに、突飛過ぎｗ

基本モチーフはバットマンなのかな？ 貴族ぽい雰囲気が漂ってるし、ライダーキック決めた後にコウモリ型に壁がへこんだりするのがそれぽい。

仮面ライダー555のライターの方も参加しているそうで、そういう点でも楽しみ。ただ過去と未来の話を並行でやっているので、人の見分けや話の流れが少し掴み辛い。最近ようやくわかってきた感じ。そのへん、子どもはどう見てるんだろう。

余談だけど、ドラゴンの城の中にいるセーラー服の人って、男の子らしいですね。なぜにセーラー服・・・？

*1:以前に戦隊モノはイジメの元だ、とか書いてたのにね。確かに今でも、３人とか5人で１人の敵をボコってるのを見ると「ちょっとなぁ・・・」と思ったりもしますが。