コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

DEATH NOTE 第100話

DEATH NOTE (10) (ジャンプ・コミックス)
デスノート、第100話を迎え佳境。


メロと清美の死については、非情にあっさりとした対応。デスノらしいと言えばデスノらしいが。メロや清美が「対面」にちゃちゃを入れないことを明確にしておきたかったのだろう。

メロに思い入れのあったハル・リドナーがここでメロの死に対して今後何か行動を起こすのかもしれない、と思うところもあるが。しかし何かありそうなのにあっさりおいしいキャラだった美空ナオミを切ったデスノなので、今回も同様かも。


そしてとうとう、キラとニアの対面。

以下、妄想と思い込みで構成されたたぶん的外れな私の予想。当っても外れても文句なしよ。


ニアはエルの仮面をつけている。先に私の予想を言ってしまえば「これはニアではない」。ジェバンニに指示したのは、自分に背格好の似た人間を見つけ、連れて来ること。「間に合いますか」というのは、対面までに身代わりを連れてこれるかどうかの確認。その身代わりにエルの仮面をかぶせているのではなかろうか。

身代わりはエルが一番最初にキラに対峙したときに使ったブラフでもある。キラだけではなく、読者をも騙すブラフなのではないかと。

警察側でニアの顔を知るものは基本的にライトを疑っている者。実際に模木は何か言いたそうな松田を押しとどめ、「あれはニアだ」と言い切っている。薄々ながらニアの策を理解し、協力しているともとれる。

そしてニアは何をしているのかというと、魅上を追っているのではあるまいか。ニア側のメンバーの中で面が割れていないのはニアのみ。ニア自身が魅上を追い、何かを仕掛けるつもりなのではないか、と。


一方でライトの策というのはまださっぱりわからない。魅上をその場に呼んでいる? 魅上に対面の場所教えたっけ?

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