攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIGの3, 4巻を見た。いやークオリティ高いね。毎回素子の顔が変わるのは少しどうかと思うけど。
というか、素子ってルパンのフジコみたいに、顔がキメづらいキャラなんだと思う。元々量産型の顔型だし、仕事柄目立たない方がいいだろうし、それはそれでいいのかもしれないけど。
2nd GIGのできは悪くないのだが、しかしなんとなく1st GIGの頃がなつかしい。個別の11人には、笑い男のような魅力がない。同じ道を踏襲しているから新鮮味がないということもあるが、それ以上に、2nd GIGはその事件に固執しすぎな気がする。1st GIGでは多種多様な事件があり、その根底に笑い男が関わっていた、というような感じで、「ここにもか!」みたいな驚きと興奮があった。今回は最初から個別の11人関連ということがわかっていて、ちょっと予定調和的だと思う。
個別の11人がはっきりと表に出てくるのはもっと後半でもよかったんじゃないかなぁ、なんて。この先良くなっていくのかな。
アニメとしてのクオリティは申し分ないので続きが楽しみではあるんだけどね。
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