コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

アマチュア時代の椎名林檎の曲

アマチュア時代の椎名林檎の曲があったので聞いてみた。やっぱすごいね、この人。デビュー前に2ndアルバムまでの代表曲がほぼ完成されている。歌とかアレンジに荒いところはあるけど、歌詞や歌い方など、いわゆる林檎らしさは既に出来上がってる。これを20歳前に作ってしまってるとゆーのだから凄い。むしろ若いからこそできた、というところはあるかもしれないが。

アルバムで出ている曲とメロディや歌詞が微妙に違うものもあって面白い。中には「サカナ」(42:50くらい)のように、歌詞が同じで歌がまったく違うものもある。私はアマチュア時代の曲の方が好きだな。「幸福論」(1曲目)のアレンジもこちらの方が好き。

アマチュア時代に完成している、と書いたが、しかし逆にデビュー前に全てを出し切ってしまっていたために、2nd以降のアルバムがなかなか出せなかったのではなかろうか、と妻と話していた。確かに、1stと2ndは1年という短期で出ているが、3rdまでは3年と長い。その間をカバーアルバムでつなげている感じもする。