コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

堀ちえみ

相方が朝方にやっていたドラマ「花嫁衣裳は誰が着る」の再放送を熱心に見ていたので、私も横目でときどき見ていた。主演は堀ちえみと松村雄基。堀ちえみなんて昔は「どじでのろまなカメ」くらいのイメージしかなく、今では「子沢山の元アイドル」な印象しかない。そんなに花があるわけでもないのに、なんであんなに人気があったのかわからなかったのだが、今になって昔のドラマを見ているとなるほどこれはいかんわ、と思う。ぶりっ子とも違う、アデやツヤがあるのとも違う。しかし確かになんとも言えない微妙な強いオーラを放っている。いつもうつむきがちで上目遣いにへの字の口、暗い顔で「私は不幸なの」という気配を全身から放ちながらも男を虜にしていくような。自覚のある悪女でもなく、かといって完全に天然でもない。清純ぽいのになぜかどこかエロい*1。うまく説明できないけどそんな感じ。

今の彼女にはそのオーラは見る影もないが。

*1:このあたりは相方も同意見のようで「これはいかんわ」と言っていた