視聴者からの反響の大きさを受けて、NHKでは、「みんなのうた」の再放送として「グラスホッパー−」を3月末までの火、木曜の12時55分(教育テレビ)ほかでの枠で放映延長を決めた。
ということで、「みんなのうた」の「グラスホッパー物語」への反響が大きいとのこと。たしかにじんわりとした歌と、のっぽさんが出演する実写、クレイアニメーション、アニメーションとのコラボは面白い。
しかしこの歌は画像がないとなりたたないんだよね。一番肝となる「電車に迷い込んだバッタが親切な人に助けられる」というくだりが絵でしか表現されてない。例えばこの曲がラジオで流れていたとしても、理解できないんじゃないかな。
「みんなのうた」は音楽と動画とのコラボレーションが楽しい、というのは私も賛同するところ。むしろ動画目当てで見ていると言ってもいい。だが、飽くまでも両者のコラボが大切、そして主役は「音楽」でなければならないとも思う。「グラスホッパー物語」は動画の重みが大きすぎて、そこの部分を忘れてしまってるのではないかな、と。
別に話題になっているから反発したくてこう書いているわけではなく、昨年12月に放送がはじまった頃からそう思っていた。ちょっとイジワルな見解かもしれないが、こういう意見もありますよ、ってことで。
- アーティスト: 宮川彬良
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/01/18
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 133回
- この商品を含むブログ (47件) を見る