コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

母が脳ゲー

母が「脳を鍛える大人のDSトレーニング」にハマっている。母だけではなく、母の二人の姉もこのゲームを見せたら興味を持ったらしく、ニンテンドーDSを買うと言い出した。50代以上の女性がゲームに興味を持つという少し変わった現象が発生している。

母も叔母も、いわゆるゲームを悪と考えていた世代である。ゲームをやると頭が悪くなる、ゲームをやると脳の働きが悪くなる。そういう話を信じ、つい最近まで「ゲームなんて・・・」とか「この年になってまだゲームやってるの?」などと言っていた。しかし「脳ゲー」の登場によりその態度が一変し、私にまで「これ面白いからやってみんさい」と言い出すしまつ。「脳年齢が20歳になった」とか「みんなの絵が出揃っておもしろいよ」とか、なんだか凄く楽しんでる。


脳ゲーを他のRPGなどと同列に論じることはできないかもしれないが、ゲームはゲーム。やっていることはパズルゲームそのものなのだが、計算や音読など「勉強っぽい」ところで抵抗を少なくしたのかもしれない。で、やってみたら面白かった、というところで嵌ったのかな。

しかし単に楽しいだけではなく、母が言うには実際に「脳を鍛える大人のDSトレーニング」をやっていたら、以前に比べて暗算が簡単にできるようになったとのこと。まあそれはそうかもね。


ちなみに祖母も脳年齢チェックを試してみたらしい。結果は80代。実際には90代だから少し若い? そもそもあのゲームの最高脳年齢っていくつなんだろ。