コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

白バラコーヒーを知っているか

白バラコーヒー」なるものをご存知だろうか。鳥取県は大山山麓にある大山乳業で作っているコーヒー牛乳のことである*1。普通のコーヒー牛乳と違い、生乳70%使用、カラメル等の添加物まったくなしの純粋なコーヒー牛乳。これが凄く美味い。ちょっと甘味は強いが、缶コーヒーなどの嫌な甘味ではなく、後味も比較的すっきりしていて、ごくごく飲んでもじっくり飲んでも美味いのだ。

山陰の住人には昔からなじみ深い飲み物である。私も特に大学時代は好んでこれを飲みまくっていた。しかしこれが案外に高カロリーで、200mlで143kcalもある。その頃に体重が著しく増加した一端は、白バラコーヒーの1リットルパックをがぶ飲みしていたことにあるのではないかと思っているほどだ。糖分+脂肪分のダブルパンチだしね。


この白バラコーヒーが関西圏、はては関東圏でちょこっと話題になっているらしい。どうやら関西では、セブンイレブンのレギュラー商品になっているらしい。鳥取には店舗のないセブンイレブンで売られているというのも少々皮肉な話だが・・・。

で、それを飲んだ人が美味い美味いと言っているので、関東にも興味をそそられた人が現れたようだ。しかしさすがに鳥取で作った生乳製品を東京まで運ぶということもできないようで、関東では「伝説のコーヒー牛乳」とか「幻のコーヒー牛乳」なんて大仰な名前で紹介されることさえあるようだ。


とまあ、相方が白バラコーヒーのミニパックを買ってきていたのでちょっと書いてみましたよ、と。最近はカロリーを気にしてあんまり飲まないようにしているが、たまに飲むとやっぱり美味い。これの味を覚えてしまうと、缶コーヒーがマズくて飲めなくなっちゃうんだよね。


余談だが、同じ大山乳業から「大山カフェ・オ・レ」「白バラカフェ・オ・レ」という商品も出ている。こちらは生乳64%、コーヒーにはキリマンジャロを使っているらしいが、テイストは白バラコーヒーにかなり近い。白バラコーヒーは紙パックのみの販売だが、白バラカフェ・オ・レはビンでも販売している。温泉などにおいてある大山乳業のコーヒー牛乳はこの「カフェ・オ・レ」の方。

関連サイト

*1:生乳100%以外のものはコーヒー牛乳と呼んではいけないそうなのだが、ここは敢えてコーヒー牛乳と書かせていただく。参考:[http://www.espresso.jp/essay17.htm:title]