前回の話のちょっと付け足し。
シネマ型の3Dには複数種類あって、これまたそれぞれのブラウザで対応が違うのでまとめ。SBSは「サイドバイサイド」の略
Full SBS
画面の左右に異なる視点の画像を表示する。それぞれの画面は圧縮されておらず、画面の上下に黒い枠がある。
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Over-Under/トップアンドボトム
横ではなく画面を上下に分割して異なる視点の画像を表示する。それぞれの画像は縦に圧縮されている。
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Top/Bottom Stereoscopic 360
なんと呼ぶのが正しいかわからないが、上下分割された映像で360度の立体視ができる。どういう仕組みか正直よくわからないが、たしかに立体に見える。正面以外はあまりきちんと立体化されていないかも?
通常のブラウザで見るとマウスで視点移動できる。
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Anagryph
左右異なる視点の画像を別々の色で表示する。どういう仕組みかよくわからないが、ちゃんとしたアプリで見ると色がついて見える不思議。
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種類 | 視界 | 立体視 | 表示 | YouTube VRアプリ | Questのブラウザ | Virtual Desktop+PCブラウザ |
VR360 | 360度 | X | 360° | O | O | △(マウス操作) |
VR180 | 180度 | △(正面のみ) | 180° | O | △(歪む) | △(マウス操作) |
Half-SBS | 枠内 | O | なし | X | O | O |
Full-SBS | 枠内 | O | なし | X | △(歪む) | O |
Over-Under | 枠内 | O | なし | X | X | O |
Top/Bottom 360 | 360度 | O? | 360° | O | X | △(マウス操作) |
Anagryph | 枠内 | O | なし | O | X | △(色がおかしい) |
「表示」はライブラリ(再生リスト)に入れたときに表示される表示。これがあるとYouTube VRでそのフォーマットで表示してくれるぽい。