コトバノウタカタ

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Meta Quest2 (Oculus Quest2) でYouTubeの3Dを見る方法

Meta Quest2でYouTubeの3D動画を見るにはいくつかの方法があるのでメモ書き。

YouTube VRアプリで見る

QuestにはYouTube VRアプリがあって、それで見るとVR情報を持った動画は勝手にVRで表示してくれる。検索もVRに特化されている。しかし、VR情報を持たない動画はVR再生できないケースがある。また検索も画面も通常のYouTubeと違うのでちょっとクセがあって使いやすいとは言い難い。

Questのブラウザで見る

QuestのブラウザでYouTubeのサイトを開き、そこで3D動画を再生して見る方法。

  1. 全画面表示する
  2. VRの再生方法を選ぶ(VR360, VR180, SBSなど)

こちらは検索方法や画面は通常のYouTubeと同じなので、普段ブラウザでYouTubeを使ってるている人は使いやすいかも。こちらはVR情報を持ってなくても、自分で選んでVR動画を再生できる。ただしVR180はうまく表示されない。SBSも横に伸びて見える場合があるし、フルスクリーンは画面が湾曲していてちょっと見づらい。

Virtual Desktopで見る

Virtual DesktopでPCにつなぎ、そこでブラウザを開いてYouTubeのページでVR動画を再生させて見る方法。

  1. 全画面表示する
  2. 画面外をポイントし、VR表示の設定を選ぶ

こちらではSBSのみ表示可能。VR360やVR180は対応していない。そしてVirtual Desktopは有料ソフトなので持ってない人は使えない。でもSBSは一番キレイに表示できると思う。

画質について

すべての表示方法で言えることだが、標準では画質は自動設定になっていて、最高画質になっていないこともたまにあるので、設定のところから最高画質を選ぶときれいに見られる。

VRの表示種類

VR360

全方位をぐるぐる回って見られる、いわゆる360度カメラで撮った映像。動くストリートビューのようなもの。背後や足元も見える。ただし立体には見えない。

www.youtube.com

VR180

前方約180度の映像。全方位とはいかないが広がりのある視野で見られ、かつ立体に見える。ただし正面以外を向くと立体がきれいに見えない。たぶん撮影するにはVR180用の特殊なカメラが必要。

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SBS

サイドバイサイドの略。通常のブラウザで見ると、左右に別れた映像になっている。それを左右別々に見て立体視するもの。VR360やVR180のように視野を動かすことはできず、四角い画面の中が立体に見える。3D映画に近い。スマホでのGoogle Cardboardの立体視もこの手法。横ではなく縦に並んでいるものもある。

www.youtube.com