コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

東京旅行 2日目

東京旅行2日目。

昨夜は夜景の中だった横浜が、うす曇の中はっきりと見えていた。そのまま東京へとなだらかに続くビルの平原。地平線の向こうへ消えていく大都会。

せっかく横浜に来ているのだからと、港の公園に行ってみようということになった。どこが見所かよくわからないけど、とりあえず「赤レンガ」とかいうところへ。歩いていくと20分くらいかかるということなので、迷った末にタクシーを使うことに。普通の歩いて20分は子連れだと40分になるから・・・。歩くと遠そうなその道のりは、タクシーのメーターが上がる前に到着した。

赤レンガは古い港っぽい赤いレンガの3階建ての建物。お店が入っているらしいが、平日の午前9時ではまだ開いていなかった。仕方がないので周囲を散策。とりあえず横浜の港は見た。確かに規模はでかいけど、港自体は家から数百メートルだからそんなに物珍しくもなかったかなー。そうこうしているうちに雨が降り出したので移動することに。時間と天気が許せば山下公園とやらへも行ってみたかったんだけどね。

東京と言ったら浅草でしょー、ということで、電車を乗り継いで本日の目的地「浅草」へ。お昼前だったので、お昼ご飯を調達に。東京といえば「てんや」でしょー。ということで、浅草のてんやに。数年前に東京出張したときにてんやで食べたことがあったのだが、安い割に美味しかったのでもう一度来たいと思っていた。子どもも海老好きだし、安上がりで東京らしい?し。これで美味しくなかったらどうしようかと思ってたけど、記憶通り値段の割には美味しかった。鳥取にもてんやきてくれないかなー。

さていよいよ観光。雷門の大提灯から仲見世通りを通って浅草寺へ。煙をしたたか浴びて主目的地である花やしきに到着した。大都会のど真ん中に突如として現れる遊園地。結婚する前から奥さんと一度行ってみよう、と言っていたのだけれど行けずじまいだったので、この機会に、と来てみた。奥さんはほんとはディズニーランドに行きたいって言ってたんだけどね・・・ディズニーはほら、いろいろ心の準備とかお金の準備とか必要っぽいし、待ち時間長いっていうし、子どもがちっちゃいからあんまり乗り物乗れないと可哀想だし、ね。

狭いところにこれでもかと詰め込まれたアトラクション。小さなお弁当箱にいろんなオカズを詰めた、そんな感じだった。

でもちょっと期待していたのと違った。花やしきはトホホなイメージのところ、と期待していたのだが、思っていたトホホと方向性が違っていたのだ。もっと純粋な電波系かと思っていたのだけれど、なんだか狙った感じ。電波はせいぜいパンダカーの顔くらいか。でもあれも今や名物になってしまってるみたいだし。うーん・・・素直にディズニーランド行っておけばよかったかな・・・。

ここでひとつ。待ち時間が長いのがイヤ、と先に書いたけど、遊園地は少しくらい待つのがちょうどいいのかもしれない。自分たちしか乗っていないアトラクションは悲しい。待ち時間がないと、どのアトラクションも一瞬で終ってしまう。1時間待ちとかはイヤだけど、10分や20分は待った方が、期待も膨らんでよいのかも・・・なんて思った。

まあそんなこんなで無理矢理花やしきを堪能した次は、上野のアメ横に行ってみることにした。途中で子ども二人はさすがに疲れたのか寝てしまっていたのでベビーカーに2人詰めて輸送。平日の昼間なのに人が多い。活気のある街だ。ダミ声の魚売りのおばちゃん。感じのTシャツ。しいたけ屋とかやけに専門的な乾物屋。こういう雰囲気大好き。花やしきにもこういう「カオス」を期待してたんだけどなー。それでも10年前に来たときよりこじゃれた店が多くなったような気がする。東京来るたびに「コギレイ」になっていく。

途中で「アニキー、オイッシーッヨ」と変な日本語で客に声をかけていた店で「ドネル・ケバブ」を食べてみた。子どもは寝てたので辛いの頼んで食べた。美味かった。

浅草に戻ってホテルにチェックインしてから、夜ご飯を食べに出かけた。浅草といえば下町の洋食屋さん、ということで、あらかじめ目星をつけておいたお店へ。まだ時間が早かったので他にお客さんはいなかった。せっかくだからとちょっとお高めの「ミックスグリル」を頼んだら、鶏肉、豚肉、牛肉、ハンバーグ、ベーコンと肉尽くしのプレートが出てきた。料も凄い。味はそこそこ。せっかく洋食屋さんなんだからシチュー頼んでみればよかったなーと後で思った。

そんな感じの二日目でした。