コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

週刊少年ジャンプ 第36、37号

さらっといきます。


BLEACH―ブリーチ― 18 (ジャンプ・コミックス)

BLEACH

ヴァイザードの二人のドツキ漫才面白っ。完全にお笑いキャラですやん、と思ったら突然殺気満々。まだ役どころが掴めないなあ。

そして新キャラ二人登場。人型をしてるけど、仮面の名残と首に空いた穴。完全に死神化した虚(ホロウ)ですかね。登場シーンがなんとなくベジータとナッパっぽい。

面白いんだけど、キャラや伏線が目白押し過ぎて、これほんとに収拾付くのかいな、って感じ。読んでる方も流れが整理できないよ。妹までもが一護が死神だって知ってるし。ひょっとして父の血を受け継ぐ妹も実は隊長クラスの死神だったりしてあはは。

アイシールド21

前に出ることで相手の付きを利用したトルネードダッシュ。大ゴマでの見せ場でとうとうアイシールド単独タッチダウン。熱い、熱いねえ。先週のモン太から今週のアイシールド21の突破の流れ、単行本で一気に読んだらめちゃ熱いだろうなあ。ジャンプ漫画の単行本は買わないんですけどね。

NARUTO NARUTO-ナルト-

サクラの治療術をのんびり眺めているサソリさん。あんた相手は隙ダラケだろう。攻め時だろう。武士の情けか強者の余裕か、はたまた作者の都合か。

予想通り自身の身体を傀儡化していたサソリ。あんまりかっこよくないね。

ウルトラマン的に残り時間が短くなっていく戦闘は焦燥感を煽る。果たして果たして。ナルトの方は相変わらずまったりムード。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

エンチューがロビン化だー。フルール、フルール。

テニスの王子様

簡単に逆転してしまいましたとさ。

タカヤ−閃武学園激闘伝−

格闘漫画でたいてい一度は出てくる無拍子の突き。サンデーの「最強の弟子ケンイチ」を思い出します。あちらは突きそのものよりも、足腰や踏み込みを鍛えているので、こちらより一歩先、って感じがするが。

DEATH NOTE

夜神父死亡、メロ逃走、シドウにノートが返る。シドウにあっさりノートを返したのは以外だったが、特に大きな驚きもなく、妥当な線でしたな。

夜神父の死亡の間際、月を見て「キラじゃなくて良かった」と一言。なるほどこのためにノートの所有権を一時的に放棄したのか。しかし所有権捨てたり付けたり、便利だねえ。月は全部自分の裁量と考えている節があるが、リュークが面白がって協力してくれていなければ今みたいな好き勝手できてないよね。最近リュークがちょっと都合よすぎる存在になってるような気もする。

メロはノートも失い、名前も知られ、組織も壊滅しホウホウノテイで逃走。詰めが甘いというか、警戒が足りないというか。それはニアにも言えることだが。「日本警察は攻撃しない」っていう中途半端な手加減が自分の首を締める結果になったな。


ノートの行方についてid:SnowSwallow氏のところに非常にわかりやすい図があったのでリンク張らせていただきます。

ウサギとカメとストライク (読み切り)

普通に読めた。チェンジアップだけではなく、コントロールの良さをもっとアピールするような戦略があったらもうちょい良かったかも。あと、あれだけイヤなライバルキャラを持ってきたんだから、もっと精神的にコテンパンにやっつけてしまうようなカタルシスのある最後にして欲しかったなあ。「三振取られましたかっこ悪いから野球止めてサッカー行きます」じゃあちょっとねえ。

魔人探偵脳噛ネウロ

警察官僚のイヤキャラ登場。そして新事件も勃発。イヤキャラが出てきても、「ネウロがいるんだからなんの心配もいらないだろ」と思ってしまうのは良し悪しだな。人間に対してはほとんど万能無敵だもんな、ネウロ

HUNTER×HUNTER

軍儀の話、面白い。戦闘やってるよりこっちの方が面白い。中途半端な精神的ゆさぶりをかけようとする王。でもそもそも相手が心を崩したところで勝ったとしても嬉しくないだろ、とは思うのだが。しかしその揺さぶりも天然でかわしてしまう少女。軍儀に対する覚悟というよりも、そうして生きてこざるを得なかったという過去。冨樫義博っぽくて良いです。

そして中途半端な揺さぶりをかけようとしたことを恥じ、自らの腕を引きちぎる王。やはり王の中で感情や思考が変化してきていると思う。少女の目が見えなかったから、少女が軍儀のプロだったから、少女が純粋だったから、少女がアホウだったから。それらの偶然に似た必然が王を変えていく。なかなか面白いですね。終着点がどこにあるのかまだ良くわからないけど、この軍儀は作者も楽しみながら描いている感じがするので、おざなりでは終わらない、と期待する。


D.Gray-man (1)    ジャンプコミックス

D.Gray-man

アレン死亡? いちおう回収はされたらしい。「死んだ」との描写、言及がないからまだ死んでないのかもしれないけど。クロスは出てきませんでしたね。

そしてアレンを残し先に進むことになったリナリーとラビ。そこに合流する新メンバーの綺麗な女性。ミランダ・ロットーか。また新キャラ投入か。ミランダ。ミランダ・・・・。ミランダ・・・・? ミランダ!? ミランダーーーっ!!!? ミランダってあのミランダか!? 時計女の? 根暗女の? ミランダのエピソードの後半でもちょっと美形化してたけど、これはもう原型留めてないですやん! あれですか、ひょっとしてイノセンスの副作用で美形化ですか。それとも「化粧化け」ですか? いやーびっくりした。こういう感じのさえない人が綺麗に/かっこよく変わる話に弱いんだよね。

カイン

最後から二番目に追いやられ、いよいよ打ち切りレースに乗っかってきたようで。磁石の力さえまだあまり活躍していないのに、ナノマシーン化しちゃいましたよ。力や能力のバトルではなく、もうちょっと頭を使ったバトルをやってくれていれば・・・ねえ。

切法師

掲載順最後尾。こちらも打ち切りレースで頭ひとつ出てしまった感じ。いまの世の中、力と技だけでは生きては生きていくのは難しいのですよ。