雨が降らない。私が住んでいる地域だけのことではない。本州四国九州はずっと雨が降らず、中に日は既に水が足りなくて断水になっているところもあると聞く。
鳥取は比較的水の多い地域だ。冬の間中国山地に豊富に蓄えられた水が、夏でも十分な潤いを与えてくれる。さらに「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるほど雨の多い地域でもある。良くも悪くも水分の多い地域で、湿気も多い。夏は南からの風で乾燥しそうなものだが、そういうこともなく蒸し暑い。だがおかげで、あちこちが水不足で困っているときでも、水がなくて困るなんてことは滅多にない。
しかし今年は鳥取にも本当に雨が降らない。私が自転車通勤をはじめてからかれこれ２週間以上経つが、雨で自転車に乗れなかったという日が一日もないのだ。この時期にそれだけの期間雨がないということは普通ではありえない。
「異常気象だ」という言葉は、ここ数年毎年のように聞く。暑い、寒い、雨が多い、少ない、などなど、毎年必ず何かが起きる。そして例に漏れず今年もこの異常気象。まいったな。
特に農家の人などは大変だ。水がなければ作物を育てることもできない。そして困るのは農家の人たちだけではない。作物ができなければ、それらの物価が上がり、けっきょくは我々庶民が苦しむことになる。ただでも金がないのに勘弁して欲しい。美味しい米が食えなくなるのも嫌だし。
もうひとつ怖いのは、雨が長い間降らないとその後に集中豪雨が起きる、という話を聞いたことがある。鳥取は洪水の多い土地ではないが、私の家は大きな川のすぐ側。川が氾濫したら一巻の終わり。大丈夫かなぁ・・・。
- 追記
北陸では既に大雨が降ってたのか。ニュース見てなかったので知らなかった・・・。今朝は鳥取も雨。６時くらいに一度、大雨と雷の音で起こされた。これから飛行機で出張なので天候の悪さは気にかかる。
