コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

The Saga of Ryzom


とうとう手を出してしまった。MMORPGに・・・・・・。

フランス発の3DMMORPG、「The Saga of Ryzom」。根っこの上にある世界という奇抜な世界観。そもそもRyzomリゾーム)というのは地下茎のこと*1

ゲーム画面の見た目としては先日記事にも書いたEverQuestに近い。一人称、もしくはキャラクターを後ろから見る視点。3DのマップをFPSの要領で闊歩し、敵やリソースを見つけては殴ったり掘ったりする。グラフィックスはEQから比べるとかなり進歩している、と思う。空中を這う巨大な根、水の表現、夜空の銀河などが美しい。人の顔などはちょっとアメコミ調かな。日本人には少しなじみにくいかも。

レベルアップはスキル制で、Fight(戦闘), Magic(魔法), Harvest(収穫), Craft(工作)それぞれが行動に応じてレベルアップしていく。レベルアップするとスキル値が10ポイント入り、それで新たな技や能力を覚えられる。高い能力によってクラスが決まる、という感じ。

戦闘はEQっぽく、戦闘開始を宣言すると後は勝手に殴り合いを続けてくれる。まだ序盤なのだが、KoS*2な敵も少なく、敵がリンク*3することもないので、殴っている最中もわりとまったり。敵をターゲットして近接戦闘開始を選択すると、勝手に敵に向かって走ってくれるのでラクチン。

攻撃にも収穫にも技があって、ダメージが増えたり、収穫するアイテムのクオリティが高くなったりする。技は組み合わせが可能で「命中力アップ」+「ダメージ増」を組み合わせると攻撃力が圧倒的に高くなったりする。もちろんそれ相応にスタミナや体力を消費する必要はあるが。

他のMMOをあまりやったことがないのでよくわからないのだが、工作スキルがわりと充実していると思う。というか、武器防具はほとんど売ってないので、工作で作るのが基本っぽい。

MMOなので当然グループを組んでプレイできるのだが、自分回復などのスキルもあって、序盤なら充分ひとりでもプレイできる。というか、人少ないし、グループを組んだことがまだほとんどない。もう少し進んだらグループプレイも必要になるのかな。

現在、発売直前の最終βテスト中で、期間は限られているが無料でプレイできる。クライアントが1Gもあるのでダウンロードするのは時間がかかるが、興味をある人にはお薦め。

直感的感想を言えば、面白い。やはり3DのRPGは性に合っているらしい。EQをはじめた当初、とまではいかないが、ワクワクドキドキ感もある。EQと違ってさくさくレベルが上がるのも嬉しい。全編英語なので理解できていないところもあるが、EQをはじめた当初もそんなものだったし、その頃に比べたら全然マシ。むしろ私のヘタクソ英語で人とコミュニケーションを取ったりするのも懐かしくて楽しい。

しかし、のめりこんでしまいそうでちょっとやばい。製品版を買ってしまいそうな勢いだ・・・・・・。

サイトリスト

*1:リゾームの名は「クーロンズゲート」で覚えた。

*2:Kill on Sight。見た瞬間に殺す、という意味で、こっちから攻撃しなくても敵が攻撃してくること。

*3:同種族の敵が近くで戦闘をしていると、どんどん戦闘に加わっていくこと。EQではこのリンクがあるために、敵の多い場所で戦闘をはじめると、よってたかってボコボコにされる。