Virtual Desktopは標準で無線対応したそうです。
Virtual Desktop(有料)を使って、oculus quest 2でPCのSteamのVRゲームを無線でプレイする方法。そこそこたいへんですが、一度設定すればあとはらくちん。
ただしいろいろソフトやドライバ入れたり、アカウント関係もなんやらするので、導入する場合は自己責任でお願いします。
あと画質落ちたり、ゲームによってはレスポンス悪かったり、コントローラをきちんと認識してくれなかったりと微妙に問題点もあるようです。安定性やパフォーマンスは当然ながら、Oculus Quest 2用ゲーム>Oculus Link>Virtual Desktopの順に悪くなるようです。
Virtual Desktopの購入
- oculus quest2で、「Virtual Desktop」というアプリを購入する、2000円弱くらい?
- oculus quest2に「Virtual Desktop」をインストールする
Virtual Desktop Streamerのインストール
PC用のVirtual Desktop用アプリ「Virtual Desktop Streamer」をインストールします(無料)。
- PCのブラウザで以下のVirtual Desktopのサイトを開く
- 「Download Streamer」をクリックしてダウンロード
- ダウンロードしたインストーラを実行
- 「Virtual Desktop Streamer」を起動して、oculusのユーザ名を入力
Steam関連の説明は、サイト内の「Can I play SteamVR or Oculus Rift games?」に書いてあります。
SideQuestのインストール
oculus quest 2にアプリをインストールするためのPCソフト「SideQuest」をインストールします。
開発者モード
oculusにアプリを入れるために開発者モードにします。
ここで開発者登録がされていない場合は、ブラウザで開発者登録の画面が開くはず。
開発者登録
以下のサイトにアクセスし、開発者組織を登録します。組織名は他と重複していなければなんでもOK。
Facebookにクレジットカードか携帯番号を登録していない場合、ここで団体登録の画面になりません(設定などのメニューも選択できない)。右側にクレジットカード登録と携帯番号登録のボタンがあるので、どちらかを登録します。
登録が終わったら「開発者モード」に戻って、「開発者モード」をオンの状態にします。
oculusとPCを接続するドライバの設定
oculusにPCからアプリをインストールするためのドライバをPCにインストールします。
- PCのブラウザで以下を開き「ダウンロード」をクリックしてzipファイルをダウンロード
- zipファイルを解凍
- 解答フォルダ内の「android_winusb.inf」を右クリックして「インストール」を選択
PCとoculus quest2をUSBで接続
- oculus quest 2を再起動する
- PCで「Streamer」と「SideQuest」を起動する(すでに起動している場合はいちおう再起動)
- PCとoculus quest 2をUSBで接続
- oculus quest 2に接続の確認が表示されるのでOKする(oculus linkはしない)
- はじめて開発者モードで接続するときは、確認画面が出るので、「このPCからの接続は常に許可する」をチェックしてOKする
- 「SideQuest」の上の表示が緑になるはず
Virtual Desktop VR Patchを入れる
SteamVRの起動とVRゲーム
- PCで「Streamer」を起動
- oculusで「Virtual Desktop」を起動し、PCに接続されたことを確認する
- oculusでPCの画面を見た状態で「SteamVR」を起動
- SteamVRからゲームを起動する
2度目以降は「Streamer」だけ起動。「SideQuest」は起動不要なはず。
「SteamVR」は開かなくても、VR対応ゲームを起動したら勝手に起動してくれるようです。たぶん・・・。
参考
トラブルシューティング
ゲームの音が鳴らない場合
SteamVRから起動してみる
ゲーム終了後にSteamVRのHomeに戻らない
しばらく待つ、だめな場合もあるけど。
ゲーム起動だけなら左手の「メニュー」ボタンを押して「Library」で以前に起動したゲーム一覧?が出る。