コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

Audiosurf

PCゲームです。音ゲー+レースな感じのゲーム。

CDやmp3、iTuneなど好きな音源ファイルからサイバーな雰囲気のコースを作成し、そこを走りながらブロックを拾って点数を稼いでいくというもの。音源をゲーム化するということでは「ビブリボン」にも通じる。

ゲームモードはいくつかあるが、基本的にはプレイヤーはコースを走りながら左右に移動し、迫り来るブロックを避けるか拾うかしていく。避ける感覚はレースというより、弾よけシューティングに近いかもしれない。

コースの進行速度や起伏なども全てリズムやビートに合わせて生成されるので、コース全体が曲を視覚化したような印象。さらに出現するブロックは曲のメロディやリズムに合わせて生成されているので、拾っていくことで曲とシンクロできる。曲のタメの場面では一瞬ゆっくりになってから猛スピードで飛び出したり、ドラム連打なパートではブロックが連続で出てきたりと、元の曲を知っていれば知っているほど気持ちよくなれる。


今までの音ゲーはたいてい「決まったタイミングで何かを押す」というものだったが、この「Audiosurf」では流れてくるブロックを効率よく拾っていくという点で大きく違う。よってボタンを押すタイミングズレによるストレスはない。

さらに何より特筆すべき点は「クリア方法がひとつではない」ということだ。今までの音ゲーはとにかく正確にボタンを押すことだけを要求されたが、Audiosurfではそれよりもうまく避けたり、効率よく拾たり、同じ色をまとめたりといった反射神経と頭の回転が要求される。繰り返し遊んでも以前の音ゲーに比べると飽きが来にくいだろう。


いろんなモードがあるけど、個人的には障害物を避けながら単純にブロックを拾っていくMono系が好き。余計なことを考えなくていいので曲を聴きながらやりやすい。複数色のものだと、いろいろ考えながらやることになるので、曲が頭に入ってこなかったりするんだよね。なれてきたら複数色の方が面白くなりそうではある。


気になる点は、海外のゲームなので日本語だと化けてしまうこと。曲タイトルやアーチスト名に日本語が使われてると化け化けになってしまいます。南無。ゲームはできます。

あと描画がちょっと重い。ハイクオリティにすると重すぎて、描画クオリティを落とすよう推奨されてしまった。クオリティ高くすると、床にブロックが反射したりしてて、ほんと綺麗なんだけどね。


Steamから購入できます。9.99$という安価なのです。デモ版もあるのです。

関連


ニコニコ動画にもたくさんプレイ動画があがっているので、興味のある方はそちらもどうぞ。

参考までにひとつ。

覚え書き

隠しコマンドがあるらしい。曲のタイトルタグに以下を仕込むといろいろできるっぽい。まだ試してないけど。

[as-4lane] Play with 4 lanes
[as-monoonly] Mono characters required
[as-everybodymono] All characters have only 2 block colors
[as-lessgrey] Mono characters have less grey blocks
[as-allgrey] Mono characters have all grey blocks
[as-nogrey] Mono characters have no grey blocks
[as-monoptX] Base points for Mono characters (default 3)
[as-nostlth] Remove Stealth and cumulative hit bonuses
[as-swind] Sidewinder camera mode
[as-bankcam] Banking camera mode
[as-first] First-person camera mode
[as-caterp] Block caterpillars
[as-mszX] Minimimum match size (number for X)
[as-wbX] Percentage of white/black blocks
[as-mtX] Match collection ticks (default 10-25)
[as-prowsX] Puzzle row count (0-8)
[as-hidepuz] Play with an invisible puzzle grid