サンデーも2006年第1号。新漫画がはじまった反面、「こわしや我聞」と「クロザクロ」が連載終了し、「金色のガッシュ!!」「ワイルドライフ」「うえきの法則プラス」がお休み。なんだかちょっと閑散としてる感じ。
聖結晶アルバトロス
新連載漫画。以前に読み切りであった怪盗モノの仕立て直し。読み切りでも変身や不思議な能力があったが、連載ではいきなり人外の敵やら不思議な力やらが登場し、ドファンタジーな勢い。
絵はちょっと古めかしく子ども向けっぽい感じもするが、サンデーでも珍しいくらいにすっきりしっかりしている。ただ、敵の造形が複雑でちょっとわかりにくいけど。
主人公がいきなり戦う気まんまんキャラで、かつ「戦争」とかってキーワード出てきてるけど、これから「MÄR」みたいなことになっていっちゃうのかな? いきなり主人公がぶっとい杭で串刺しにされたのに生きているのはなんでだろ。あれかな、「武装錬金聖結晶で命を繋ぎとめた」とかそんなんかな。
犬夜叉
いつになったらかれらはこの輪廻から脱することができるのだろう。追う、戦う、逃げられる、強くなる、追う、戦う・・・(以後繰り返し)。でも今回は風穴を切る技を覚え、奈落の心臓に少し近づいた。でもここで心臓切ってしまったら、この漫画は終わってしまうわけだし・・・。仮に赤児を倒したとしても、心臓は奈落が持って逃げるとかそんなパターンなんでしょうな。
MÄR
ドロシーさん見えちゃってますよ、それ、その胸んところの! 「乳首まで見せるのは週刊少年サンデーだけ!」というわけではないが、ジャンプでは絶対に見せない、仮に見えるような状況でも描かないですからね。あれ? 「BØY」ではどうだったっけ? ・・・まあどうでもいいか。
結界師
良守が何か変なオーラを発して、掴んでいた奴の爪を溶かし、頬に傷を負わせた。以前にも何度か「発動」しかけたことがあったが、実際にはまだ一度も発動されていない眠っている力。陰のものとも陽のものともつかないが、印象でいえば陰の気が強そう。
道士郎でござる
なんだか話が大きくなってきたぞ。本職との全面対決を覚悟する健助。ある意味「大ボス」との対戦じゃないのかこれは?
クロザクロ
最終回です。特に深く思い入れのあった作品でもないが、つまらないわけでもなく、ある意味いかにも「サンデーらしい」作品だったように思います。ちょっと後半は急ぎ足だった嫌いもあるけれど、こうやってちゃんと話をすべて収めてエンディングを迎えられるというのはサンデーの素晴らしいところ。
ところで、ザクロって女性だったの? ぐぐっと大きくなったときに、体の線といい顔つきといい、女性っぽくなっている。やんちゃ坊主と思いきや実は女性って、いわゆる「どろろ」状態ですか? いやびっくりしたけど、それ全然物語りに絡んでこなかったですやん。そこに込められた「寓話」を読み取れ、ということだろうか。
こわしや我聞
先週最終回だったのだが、ちょっと書いておきたくて。こちらも大団円でのエンディング。ザクロといい、我聞といい、最後のエピローグまでしっかり描かれているので良い余韻が残る。
はるかの父の「二人はとっくに良い仲だと思っていた」発言。この言葉そのものが火を着けちゃってるよ。お互いを意識してしまった二人は・・・みたいな。我鳴の頭がけっこう後退してるとか、最後の最後でそういう小ネタ仕込んで笑わせてくれるところが好感。派手ではなかったけど良作だったと思います。
ハヤテのごとく!
ジャンプの「もてサーガ」、サンデーの「ハヤテ」と言われているのかどうかしらないが、マニアックなパロディを売りにしている2作。しかし同じパロディネタを扱いながらなぜこうも毛色が違うのか!?
ブリザードアクセル
ジャンプにあんなに種類があるなんてはじめて知った。といっても詳しくはわからないから半分流し読みだけど。アクセルが他と全然違うということだけはわかった。
陣の強さは圧倒的っぽいけど、これ勝負になるのかなあ。女性陣の試合をすっとばしたのにこちらは勝負を見せるというのだから、きっと何かびっくりするようなドラマを仕込んでくれてると期待してるのだけれど。
絶対可憐チルドレン
今週のどんでん返しつぐどんでん返しから、チルドレンたちの加勢までの流れが痛快。テレパシーの能力を持たないチルドレンたちだけが皆本の声を聞き取ったりとか、「俺と一緒に戦ってくれ」とか、まさに少年漫画。熱い。さすがにベテラン。展開の作り方と描き方が上手い。
あいこら
めがね・・・。