一日早いけど、エイプリルフール・デイってことで気になったので、その起源を調べてみた。エイプリルフールの起源には諸説あるようだ。起源をまとめているサイトがあったので、そこを参考に簡単に箇条書きにしてみる。詳細はリンク先を見てほしい。
- キリストが生前にユダヤ人に愚弄された故事を忘れないための行事とする説
- 1564年にフランスのシャルル9世が新暦を採用したことへの反発という説
- 仏教の説法が無駄になったことをからかいう行事が元となったという説
- ノアの箱船が起源であるという説
- 古代ローマの祭りが起源であるという説
via: http://www.eonet.ne.jp/~m-hirose/ijinden/4gatu/0401.htm
東西新旧、様々な説があるが、どれももっともらしく見えるし、どれも後付けのようにも見える。けっきょくのところ真相ははっきりとしない。
エイプリルフールは、日本に伝わってきた当初、漢語的に「万愚節(ばんぐせつ)*」と呼ばれていたらしい。「エイプリルフール」よりもこっちの方がかっこいいではないか。しかしかっこいい名前では、エイプリルフールの主旨には似合わないのかもしれない。
フランスでは「四月馬鹿」ではなく「四月の魚(ポアッソン・ダヴリル)」と言うそうだ。この起源にも諸説あり、「4月によく釣られる馬鹿魚」という説と「poisson は元々は passion(受難)で、キリストの受難を意味し、キリストが保守派の祭司長たちに愚弄されたのを忘れないために馬鹿なことをする日」という説があるそうだ。
フランスでも「嘘に騙される」ことを「釣られる」と表現するということだろうか。
- 関連サイト