コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

ワンダと巨像

ICO」を作ったスタッフの新作ゲーム「ワンダと巨像」が発表された。

ICO(イコ)
ICO」といえば、生贄として孤島の城につれてこられた少年が、途中で出会った少女とともに城を抜け出すために冒険をするファンタジーアクションゲーム。まるで宮崎アニメのようなストーリーだが、宮崎アニメよりもずっと静かで幻想的。アニメというよりはまるで童話のような雰囲気のゲームだった。

がけっぷちで落ちそうになって両手をばたばたと回してバランスを取る、とか、ガニマタで重たいものを運ぶ、高いところから落ちるとしりもちをついてしばらく動けなくなる、木の棒を振り回して敵である影を追い払う、などのコミカルな動きと、少女の手を引いて走る、少女を手招きで呼ぶ、崖を飛び移る少女の手を掴んで引き上げる、闇に沈んでいく少女を必死で引っ張り上げる、などの少女と二人で冒険する、という甘酸っぱくなるような体験を、ゲームシステムとして非常に上手く実現していた。

あまりメジャーではないが、雰囲気やグラフィックだけではなく、ゲームとしての完成度も非常に高かったため、密かなファンも多いようだ。特に女性ファンが多いと聞く。


そんな「ICO」のスタッフが作る新作。当然期待も高まる。以前には次回作は「ICO」の続編になるとの噂もあったが、「ICO」はもう完結した物語なので、まったく違う新作にしたとのこと。それでも、ストーリーや画面写真を見る限り、「ICO」の良い雰囲気の部分はちゃんと継承されているようだ。

主人公は、眠ったまま目覚めない少女を助けるため、各地に存在する巨像を倒す冒険に出る。城のように巨大な像によじ登り、弱点を見つけて倒していく。「ICO」のよじ登りアクションがさらに進化したような感じになるらしい。それを聞いているだけでも冒険心がくすぐられ、わくわくしてくる。

しかし、城のように巨大な像って、また宮崎アニメとかぶっちゃいましたね・・・・・・。開発開始時期からしてパクったわけじゃないのは明白なんだけどね。

サイトリスト
商品リスト