コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

リンク不要?

軽く愚痴。


ちょっと前に「HL2」というキーワードを作ったのだが、これのリンクスコアが20になってしまっている。

内容スコアが低くなるのはわかる。略語で、内容は1行だけだもの。しかしリンクスコアの低さについてはちょっと不満。関係ない人にとってはどうでもいいキーワードだろうから、低くつけたくなる気持もわからんではないが、「誤爆がひとつもない」現状でリンク不要に入れた人は何をもってそう判断したのか。単に「短い語だから」とか「誤爆しそうだから」という安直な理由でリンク不要にしたのではあるまいか。

確かに簡単すぎる語、誤爆を招くような略語をリンク不要にするのはわかる。それは然るべき、だ。しかし「HL2」については、事前にちゃんと検索し、誤爆の危険性が少ないことを確認してからキーワードを作成した。一般性も低くないし、キーワード抽出の機能も果たしている。無関係な人に迷惑をかけていることもない。それでもリンク不要に入れられてしまうというのはちょっと悲しい・・・。ま、問答無用で削除されたわけでもないのでまだマシな方か。

ごめんねシビック

昨年末からずっと調子の悪かった車を、ようやくディーラーに持って行ってきた。

しばらく前から、エンジンが息継ぎしたり、信号待ちでエンストしたり、エンジンがかかりにくかったりと明らかに調子がおかしかったのだが、雨だの雪だの寒いだのを理由にずっと持って行くのを先延ばしにしていた。どんどん調子が悪くなるし、相方の車を使ってばかりいて文句言われるので、意を決して持っていってきた。

10年越しの車だし、見るだけ見てもらって金がかかりすぎるようなら諦めようと思っていた。軽く見てもらったところ、掃除すればなんとかなりそうだとのこと。見てもらっている間待っていた。すぐ終わるとのことだったが、思ったより時間がかかった。どうやら予想以上にエンジン内が汚れていて手間取っていたようだ。「かなり前から調子悪かったでしょ、プラグが真っ黒でしたよ」と言われてしまった。確かにその通りです・・・ごめんねシビック

まだ時間はかかりそうだが、掃除してみてくれるとのこと。代金もそんなに高くないということなので、やってもらうことにした。夕方に取りに行くことになっている。ちゃんと直るかな・・・。もっと早くに見てもらってたらもっと簡単に直ったのかな・・・。ごめんねシビック


今年の教訓。「めんどくさがって不調をなおざりにするな」ってか。

就学援助4年で4割増 給食費など東京・大阪4人に1人

公立の小中学校で文房具代や給食費、修学旅行費などの援助を受ける児童・生徒の数が04年度までの4年間に4割近くも増え、受給率が4割を超える自治体もあることが朝日新聞の調べで分かった。東京や大阪では4人に1人、全国平均でも1割強に上る。

via: [id:ramones21:20060106]

不況やら社会構造の変化やらで、日本もアメリカのようないわゆる「階級社会」になっていることの表れ、と受け止めるべきなのだろうか。

もちろん、離婚の増加によって母親一人で子を育てる人が増え、それがこの割合の増加に表れているということもあろう*1。しかしそうだとしても、給食費さえも払えない家庭が増えているというのは驚きだ。

さらにはこんなことも書いてある。

同区内には受給率が7割に達した小学校もある。この学校で6年生を担任する男性教員は、鉛筆の束と消しゴム、白紙の紙を持参して授業を始める。クラスに数人いるノートや鉛筆を持って来ない児童に渡すためだ。

今の日本で、本当にノートや鉛筆さえも買えないなんてことがあるのだろうか。親が煙草や化粧品やジュースなんかをほんの少し我慢すれば十分買えると思うのだけれど。それとも親もそういう嗜好品を完全に絶って、本当にギリギリの生活をしているのだろうか。もしそうであれば申し訳ないが、しかし実際にそこまでのケースはほとんどないと思う。これは「ノートや鉛筆が買えない」ではなく「買わない」だけなのではないかと疑ってしまう。

それとも一部の日本人は本当にそこまで貧窮しているのだろうか。そうであれば子の教育に限らず、とても重大な問題だと思うのだけれど。

余談

卒業文集を制作するため、クラスの児童に「将来の夢」を作文させようとしたが、3分の1の子が何も書けなかった。「自分が成長してどんな大人になりたいのか、イメージできない」のだという。

受給率に関するニュースに、この「未来がイメージできない」という話題はあまり関係ないと思うのだけれど。この一文だけがどうも浮いて見える。

「子どもたちにとって暗い未来」ということで書いたのかもしれないが、それならば見出しや全体の文脈をもうちょっとそっちにシフトさせた方がよいような・・・。

*1:この受給率と、離婚率あるいは親が一人で子育てしている割合を比較したデータがあれば判りいいと思うのだが。