週刊誌は単行本が出るペースが早い。というわけで「クロス・マネジ」の4巻。
3巻は日常シーンや練習シーンが多かったが、4巻ではほぼ試合シーン。ようやくラクロス漫画っぽくなってきた。といっても前哨戦はわりとあっさりと。反面、本番ともいえる蝶蘭女学院戦はじっくりと描かれてる。こういう乱戦のスポーツものって状況がわかりづらくなりがちだが、この漫画はすっきりと描かれているので非常にわかりやすい。
試合中で選手陣は真剣になっているため、このマンガの持ち味のギャグパートを出す場面がほとんどなくなっているが、代わりに観客席の関、若本、龍蔵、てるきが受け持っている。真剣な中でも一服のギャグ、が場の雰囲気を和ませたり引き締めたり解説してくれたりしていて上手い。一度本誌で読んでいるにも関わらず、何度読んでもニヤっとしてしまう。サブキャラにもしっかりとした個性と役割を与えているあたりはほんとによくできているなあ、と思う。
次号のジャンプネクスト(11月発売?)には、蝶蘭女学院戦後の話も載るらしいので、ちょっと買ってみようかなと思っている。
- 作者: KAITO
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/09/04
- メディア: コミック
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