コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

鳥取砂丘に行ってきた

久々に鳥取砂丘に行ってみた。夜にイルミネーションを見に来たことはあるが、子が産まれてから昼間に来たことはまだなかった。

天気はよかったが気温は低めで、ほどよい風も吹いていた。これが暑い日だと砂の上に立っているのもままならないのだが、今日は暑すぎず寒すぎずの砂丘日和。

しかし子は砂丘に着くなり、その場に座り込んで砂遊び。こんなに広いところにいて足元の砂しか見てないよ・・・。ま、予想していたことだけど。

まずは砂丘の入り口から。向こうに見える高くなっているところが「馬の背」と呼ばれる丘。左側に見える緑色のところは、「尻無し川」と言われるオアシス。ラクダが5頭ほど出ていたので、そのうちの1頭フレームに入れてみた。ここで知人が働いているので、砂丘観光に行く人は乗ってみてください。ちょっとお値段は高めだけど、ラクダを養っていくにはそのくらいはいるんだろう。


ふらりとやって来ただけだったし、すぐに帰ろうかとも思ったのだが、「せっかく来たのだからせめてもう少し」ということで坂を下り歩き出した。坂を下ると今度は「せめて海が見えるところまで」ということでさらに歩いた。さすがに馬の背を登る元気はなかったので、その右側の低くなっているところを。


ちなみにこれが馬の背。砂丘は遮蔽物や比較する建物がないので、ぱっと見近く見えるが、歩いてみると案外遠い。馬の背も小さく見えるけどこれでも40メートル以上はあるとのこと。

で、坂を登り切ると目の前に日本海が広がる。まだ少し色が暗いが、かなり夏の海っぽくなってきていた。


そこまで行くと今度はやっぱり馬の背の上まで登ってみたくなる。体力ないながらもひいこらいいながら馬の背を登った。いつもすぐに弱音を吐く子も、裸足で砂の上を歩く感触が楽しいのか、けっこう頑張って歩いてついてくる。

馬の背からの写真。けっこう緑化が進んでいる。もともと鳥取は湿気の多い土地なので、防砂林で風を止めてしまうとすぐに草木が生えてしまう。結果として「緑化を心配する」というちょっと奇妙なことになっている。


馬の背から駆け下りて帰路についた。子がさすがに歩きつかれておんぶをせがんできたので抱える。帰り道はずっと上り坂だったのでほんと辛かった。体力ないわー。

しかし見慣れた場所とはいえ、久々に来てみるとけっこう楽しかった。子も喜んでくれたようでよかった。ただ、日ごろの運動不足がたたって、ちょっと歩いただけなのにめっちゃ疲れましたとさ。