コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

週刊少年ジャンプ 第43号


BLEACH
登場キャラがめちゃめちゃ多くなっているこの漫画。今回はめちゃめちゃたくさんの顔が出てきたように思う。ざっと数えて20人。各キャラの名前とか所属なんかは覚えきれないけど、だいたい誰がどういう立場の人間かはわかる。

たぶんこの人、キャラの書き分け、性格付けが上手いんだろうね。見ればだいたいどういうキャラだったか思い出せる。物語中で個々人の背景や性格をそれなりにしっかりと語ってるから、各キャラが生きてるのだと思う。ま、誰だか全然わかんないキャラも何人かいるんだけど。


DEATH NOTE
Lと月(Light)のLLコンビ*1が相変わらずいい味出してる。後ろ暗いところのなくなったライトは本当に清清しい顔をしてるなぁ。

第三のキラが警察に圧力をかけ、警察がキラから手を引くことに。これにどう対抗していくか。こうなると警察組織にしばられない月の存在がますますありがたくなってきそう。


D.Gray-man
先週ダメだしをしたのだが、今週は良かった。いや、けっきょく元人間だったアクマを、一片の同情もなく消滅させてしまったあたり、最初の設定忘れてるんじゃないの?と突っ込みたくなる気持ちは残るが、それはさて置き。

死に行くグゾルの前に、心を持たない人形として復活したララ。無機質でグロテスクな容姿は、先週までのララとは別人のよう。このグロかわいさ、サイレントヒルなんかに出てきたらいい感じなんじゃないかと思う。軋みながら動く、錆だらけの人形。元は美しかったのだろうが、皮膚ははがれ、亀裂が走り、錆が浮く。首が180度回ってこちらを見て、口がパクンと開いて不快な機械音にも似た歌を歌いながら近づいてくる。妄想中断、閑話休題。

特に最後、ララがアレンの腕の中に崩れ落ちるシーン。良いです。切なくて微妙にグロくて、脳裏に残る。

しかし、神田って男だったんだ。完全に女だと思い込んでたよ。

*1:どなたかの感想でそう命名されていたので使わせてもらう。