コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

鳥取でひき逃げ事件

十月三十一日午後十一時二十分ごろ、鳥取市雲山の県道で、自転車に乗って道路を横断していた同市正蓮寺、会社員、立石敬之さん(24)が車二台に続けてはねられた。立石さんは頭を強く打ち、市内の病院に運ばれたが死亡した。立石さんをはねた車二台はそのまま逃げており、鳥取署はひき逃げ事件として調べている。

轢いて逃げたということは飲酒だったんだろうか。昨今世間で騒がれているように、「飲酒で捕まるくらいなら轢き逃げした方が罪が軽くなるので逃げた」パターンかもしれない。

いまさら私が言うまでもないが、そろそろ轢き逃げの罰則も引き上げることを考えねばなるまい。逃げた場合、未必の故意による殺人か危険運転致死傷とみなすか、あるいは新しい「轢き逃げ罪」かなにかを作って殺人罪に相当するなどとして、轢き逃げをしたときのリスクを高める必要があると思う。さもなくば轢き逃げによる被害者は増える一方だろう。


ちなみに鳥取は車がなければ行動できないところなので、飲酒運転率も高いと思う。少し郊外になれば居酒屋などでも当たり前のように駐車場を備えている。今回の事件が飲酒によるものかどうかはっきりとはしていないが、飲酒事故を生みやすい土壌だとは思う。