コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

過食ぎみな日々

以前にも書いたかもしれないが、イライラすると食べ物に手を伸ばしてしまう。酒もタバコもやらない私にとって、食うことだけがストレス解消法となっている。ここ数日、その傾向が酷い。昼食を食べた後に牛丼屋で丼飯を食ってしまったり、夜中にポテチの袋を半分くらい平らげてしまったり。健康診断でコレステロール値が高く、内臓脂肪が酷い、と言われた私にとって、過食は命を縮める行為でしかない。それは理解している。しかし食べないことには収まらない。なんだか頭がぼーっとしてとにかく何か口にしないと落ち着かない。それもちょっと食べるのではなく、胃にしっかりとたまる感覚が無ければ駄目なのだ。食べるという人間にとって不可欠な行為で、私は自らの身体を蝕んでいる。愚かであることは自覚している。後で後悔するであろうこともわかっている。妻や子に申し訳ないとも思う。それでも私の脳は食物を欲し、それを止めることができない。

といっても、際限なく食うというほど酷くはない。そういう意味では過食症というほどではない。とりあえず腹に何か溜まれば落ち着く。


学生の頃にもこういう時期があった。相方のアパートに入り浸っていたころ、近くにあるコンビニの弁当がかなり大盛りで、それを毎日毎日、腹いっぱい食っていた。学校での授業や研究に行き詰まり、ストレスがたまっていたというのもある。ありえないくらい詰め込まれたご飯を、いつも残さず食べていた。あれが私の肥満の決定打となったことは間違いない。


そういう状況が再び訪れているような気がする。しかも以前と違い、いまはもう若くない上にドクターストップまでかかっている。どうにかしなければならないと思うが、仕事の現状を考えるとまた腹が疼く。食に逃避したくなる。

今は良いとしても10年後、20年後にこの悪影響はかならず出てくるだろう。なんとかせねば。