コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

ひさびさCounter-Strike

カウンターストライク コンディションゼロ 英語版・日本語マニュアル付き
二ヶ月ぶりぐらいだろうか。久々にCounter-Strikeをやった。

知ってる人は知ってるだろうからいまさら説明の必要もないだろうが、とりあえず解説しておく。Counter-Strike(以降CS)とは、いま世界中で一番遊ばれているネット対戦FPS*1と言われている。CSは、テロリストと対テロリストのSWATの2チームが対戦バトルをするFPS。マップによって爆弾設置、人質解放、などのミッションがあり、そのミッションを遂行するか、あるいは阻止する、または敵を全滅させると1勝となる。

そもそもこのゲームはHalf-Lifeという一昔前のゲームのMOD*2として作成された。最初は無料で配布されていたが、そのクオリティと人気があまりに高かったために、有料の製品として販売されるようになったらしい。

そういうわけで、古いHalf-Lifeのエンジンを利用して作られているCSは、グラフィックとしては一世代か二世代古い。しかしそんな古臭い見た目のゲームであるにも関わらず、いまだにCSを越えるものは生まれていない。それだけ出来がいいゲームだということだろう。

何がいいのか、と問われると答えるのは難しいが、やはり一番重要なのは、味方との連携と敵との駆け引き、だろう。敵の動きを予測し、あるいは足音を聞いて敵の存在を察知し、味方がやられた場所から敵の進路を推定し、そして裏をかいて攻め込む、あるいは待ち伏せる。しかし引いてばかり、守ってばかりでもだめで、そうしているうちに敵が任務を遂行してしまうこともあるし、逆に時間切れで負けてしまうこともある。そういう心理的、頭脳的な駆け引きが脳内麻薬を分泌させているのではないかと思う。正面から撃ち合うよりも、どれだけ自分に危険をおよぼさない状況で敵を倒すか、あるいは敵の裏をかいて任務を遂行するか、というのが重要になってくる。銃の腕だけではなく、知力と勘と運、そして仲間との連携が勝敗を左右するゲームだ。

個人的な意見だが、銃を撃ったりリロードしたりする感覚が心地よい、のも人気の一要因なのではないかと思う。CSの武器を使ってhalf-life本編をプレイできるMODもあるのだが、これもまた楽しいのだ。

説明が長くなってしまったが・・・・・・まあともかくそのCSを久々にやってみた。ブランクが長かったのでどうなるかと思っていたが、体は覚えているもので、それなりにプレイできた。そもそもがそんなに上手なわけではなかったのだが、負け続けてストレスになる、ということもなく、割と思った通りにプレイできた。以前は毎晩毎晩、サルみたいにずっとそればっかりやってたからなぁ。

プレイしてみるとやっぱり面白い。しかしこのゲーム、激しく精神力を消耗する。プレイしている間は、ほとんど休みなし。常に神経を尖らせながらゲームしなくてはならない。一瞬の気の迷いが死を招く。例えや冗談じゃなくて、ほんとに一瞬。ぼーっとできるのは死んで次のゲームがはじまるまでの間くらい。あとはひたすら命と精神力を削ってプレイしなければならない。

というわけで長時間プレーは無理でした。本当に最近へたれゲーマーになってきたなぁ・・・・・・。

商品リスト
サイトリスト

*1:First Person Shooting。一人称視点で銃などをぶっ放すタイプのシューティングゲーム

*2:Modificationの略。元となるゲームの機能やエンジンを使って作り出されるゲーム。単にマップを変更した、というものから、まったく違うゲームのようなものまで様々。多くの場合、ユーザが自由に作り出したもので、無料で配布されることが多い。Half-LifeはMODが作りやすい環境らしく、数多くのMODが作成されている。CSは有料だが、Natural SelectionやDay of Defeatなど、無料で遊べるクオリティの高いMODも多くある。