コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

新選組! 完

とうとう終わってしまった。最初は色物ドラマかと思っていたが、中盤あたりからグイグイと面白くなり、最終的に私のなかの「新選組」観を作り上げてしまうほどのドラマだった。従来の大河物が好きだった人には毛色が違いすぎたかもしれないし、史実に忠実なものを望む人にとってはあまりにも「遊びすぎ」ていたかもしれないが、私にとっては十分良い作品だった。

実際に世間でこのドラマがどう評価されているのかは気になるところだ。視聴率は良くはないが、前にも述べたがそれはチャンネルの多様化ゆえの分散がひとつの理由だと思われる。といってもベスト10にも入っていないこともあったのだが・・・。しかし後半のテンションと緊張感、そして三谷節は、多くの視聴者を引き付けたと信じたい。

最終回、全てを綺麗にまとめ、いかにも最終回らしい立派な最終回だった。でもやはり山南さんの回は越えられなかったなぁ、というのも正直な感想。やはりあの会は特別だった。

最終回と全体に関して、また細かい感想を書くかも。

5時間の旅

とりあえず出張先に到着。昼前に出て、到着したころには日が沈みかけていた。電車に揺られて5時間。駅からの移動も含めれば5時間半の旅。鳥取はどこへ行くにも本当に交通の便が悪い。案外飛行機でひとっとびの東京が一番近いかもしれない。ま、お金の心配を除けば、だが。

それでも、「スーパーはくと」という鳥取から出ている特急が少し速くなったので、以前より多少は時間が短くなっているような気がしないでもない。それでもしんどいものはしんどい。朝から例の緊張性大腸過敏で腹は痛いし、電車内は空気が乾燥してて喉が微妙に痛くなるし、到着したオフィスはタバコの煙でいっぱいのに窓を開けて換気などできない場所で、着くなり頭痛くなるし。

いつもは一緒だった先輩も今回はいない。なんだかひとりぼっちな気分でひどく寂しい。とりあえず金曜日まで、なんとかごまかしつつやり過ごさねばならない。

しかし我ながらいろんな意味で弱い人間だなぁ。