前回の日記で「もやしもん」の替え歌について書きましたが、そんなこんなでどんな漫画なのか気になって買ってみました。1話目は「農大物語」となっている通り、農大でのお話。
菌にまつわるちょっとマニアックな薀蓄話と、とんでもないキャラたちの織り成す非現実的なドタバタ劇とがあいまってすごく面白い。最初に1巻だけ買ってみたんだけど、翌々日には全巻揃えて凄い勢いで読んでしまいました。こんなのは久々だ。
- 作者: 石川雅之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/05/23
- メディア: コミック
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主人公の沢木直保はこうじを売る「もやし屋」の子で、子どもの頃から「菌」を肉眼で見る能力を持っている。その直保が東京の某農大に入学するところから話がはじまる。「菌が見える」というその主人公のとんでもない能力さえもかすんでしまうほどの個性的な友人、先輩、教授などなど。そして巻き起こるドタバタ劇。
なんというか、読んでいるとその一団が羨ましく見えるというか。かなり毛色は違うけど、稲中を読んだときのような感覚。特に、変な知識は凄いけど行動がアホな2人の先輩がいい感じです。あの2人がいるからこの漫画は面白くなってると思う。
菌のキャラがかわいい系ほのぼの系なのでそういう漫画かと思っていましたが、人物・・・特に女性キャラの衣装なんかはゴリゴリ書きこまれてます。見た目と書き込みに関しては主人公が一番あっさりしてるかも。
菌については、なるほどーと思うことがしばしば。あまりにも突拍子もなくてどこまでほんとなんだろー、と思うようなネタも。ま、このあたりは興味のない人には読んでるのがちょっと辛いかもしれませんが。
そんなこんなで一気にはまりこんでしまった作品です。アニメも見てみたいなー。