コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

風邪で2キロ

夏風邪にやられて三日ほど寝込んでおりました。医者に見てもらったところどうやら腹風邪ではないかとのこと。熱からきて、倦怠感、頭痛、全身のダルさ、背中や腰の痛み、眩暈、夜になって吐き気と寒気、翌日には腹痛・・・という感じで二日間はほぼ寝たきり。トイレと寝床を往復するだけの日々だった。特に吐き気の強いときには水を飲んでさえ吐き戻していて、薬さえまともに飲めない有様。

咽喉風邪はよくかかるのだが、腹風邪はいままであまりかかったことがなかったので、こんな風に飲めない食べられないという苦痛はあまり体感したことがなかった。おかげでというか、挙句の果てにというか、怪我の功名というか、その二日間で2キロほども体重が減ってしまった。キツキツだったジーンズが余裕ではけるように。

三日目の朝、熱が下がり頭痛もそこそこ治まったので仕事に行こうと準備をしていると、ものすごい汗と息切れ、動悸。どうやら二日間まともに食ってなかったので体が弱っていたらしい。けっきょく出かける直前になってまたダウン。もう一日休みを取ってしまった。

そんな三日間でした。普通は子どもがかかる風邪らしいけど・・・、体力落ちてたのかな。夜更かしも良くなかったのかも・・・。


夏の風邪はエンテロウイルスアデノウイルスが主な原因だそうで。腹風邪はエンテロウイルス。私のがそれかどうかはよくわからないけど。夏風邪のウイルスは熱で不活性化しないため、夏に流行するとのこと。なので冬の風邪みたいに体を温めて汗をかいても効果がないようだ。私は一生懸命温めてたけど・・・。

冬の風邪と同様、エンテロウイルスに直接効く薬はないようで、ゆっくり栄養と休息を取って治すしかないらしい。とはいえ物が食べられないから栄養も取れなかったんだけど・・・。風邪にかからないように、普段から手洗いなどの励行、クーラーなどで冷やしすぎない、規則正しい生活を送る、などで対処すべしとのこと。私みたいに惰弱な人はそういないとは思うが、お気をつけ召され。


ちなみにエンテロは「腸内」、アデノは「咽喉/扁桃腺やリンパ節」、ライノは「鼻」の意味とのこと。体内に入り込んだらそれぞれの部位で増殖することからそう呼ばれてるらしい。ということでけっこう大きなくくり。

インフルエンザはまた違う経緯で、かつて星の影響で流行すると考えられていたことから、「影響」という意味の名前がつけられたとのこと。