コトバノウタカタ

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Darwinia

PCのシングルプレイシミュレーションゲームDarwinia」を買っちゃいました。んでクリアまでプレイしました。内容、ストーリーの概要については以前に書いた記事から引用しよ。

人工知能が住む仮想世界がおかしくなったので、外部から操作してその住人たちを脱出させよう、というゲーム。わらわらと動く人型を誘導したり、戦士を作って戦わせたり、エンジニアを作って修理したり。「レミングス」というか「ピクミン」*1というか「ロイヤルコンクエスト」というか「BLACK&WHITE」というか、そんな感じ。

もう少し追記。作成できるユニットは戦士「Squad」、工兵「Engineer」、誘導員「Officer」、砲台「Armour」。加えて作成や直接操作はできないが、施設の占領や機械の駆動などを行うこの世界の住人「Darwinian」。これらをうまく使い、ウイルスに汚染されたネット世界を救っていく。

Squad

戦士。戦闘を受け持つ。基本武器はレーザー、他に爆弾やミサイル、爆撃誘導などのサブ武器を使うことができるようになる。前線に立ち敵を殲滅、あるいはEngineerやDarwinianの周辺の警護などが役目。直接操作しなくても、近づく敵をレーザーで攻撃してくれる。ただしサブ武器はプレイヤーが直接指示しなければ使用しない。移動が苦手で、急な斜面は登れない。水辺はゆっくりだが渡ることができる。あらゆる場面で最もお世話になるユニットだろう。アンテナ、魂回収装置、ゲートの周辺で作成可能。

Engineer

工兵。修理と魂の回収を行う。敵に占領されているアンテナ、魂回収装置、ゲートを修理することができる。また敵を倒したときや味方を殺したときに表れる魂を自動的に回収し、魂回収装置まで持って行ってくれる。回収された魂はDarwinianとして復活する。戦闘能力はない。空中に浮いているため移動は得意で、高い崖でも水上でも自由に行き来できる。アンテナ、魂回収装置、ゲートおよびSquadの周辺で作成できる。

Officer

誘導員。Darwinianに行き先を指示したり、引き連れて移動することができる。戦士、工兵と違い、移動させるためだけでなく、放っておくとばらばらになってしまうDarwinianをまとめておくのにも使える。戦闘能力はない。移動はDarwinianと同様、中程度。山は越えられるが海は越えられない。OfficerはDarwinianの中の一人を選んで「変身」させる。

Armour

砲台。最初は装甲車のような姿で現れ、場所を指定するとその場所で分解されて砲台を配置する。砲台はDarwinianによって操作され、近くにいる敵を自動的に攻撃しはじめる。射線上に味方がいる場合、その味方にもダメージを与えてしまうので注意が必要。移動は得意で、山でも海でも越えて突き進む。周囲のDarwinianを引き連れて移動する能力も持っている。ゲート周辺でのみ作成可能。

Darwinian

Darwiniaの住人。緑色のペラペラした小人。普段は所在なくあちこちをウロウロしている。近くに砲台やDarwinian発生装置などの設備がある場合、勝手にそちらに寄っていって操作をはじめる。またOfficerによって行き先を指定し、移動させることもできる。レベルが上がると戦闘能力を身に付け、レーザーや爆弾で敵に応戦する。移動は中程度で、山は越えられるが海は越えられない。プレイヤーが作成することはできないが、魂回収装置やDarwinian発生装置で発生する。死ぬと緑色の魂になる。


たった5種類のキャラを使うシンプルなゲームだが、これがけっこう面白い。ゲーム性も高いが、グラフィックスやサウンドがまた独特のセンスで纏め上げられていて良い感じ。

最近はこういうシミュレーションタイプのゲームをやっても途中で投げ出してしまうことが多かったのだが、このゲームは比較的簡単で、ある程度コツさえつかめたらクリアはそう難しくなかった。けっこうSquadのゴリ押しで行ける。でもArmourの使いどころが判るともっと楽に、面白く攻略できる。

ゲームをクリアすると、他の人が作ったカスタムマップを使うことができるようになり、またマップエディターも利用できるようになる。20ド$にしてはお得なゲームだと思う。

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