コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

OVERDUB THE RIVER

オーヴァーダブ・ザ・リヴァー

オーヴァーダブ・ザ・リヴァー

先日もちょこっと書いた*1WORLD SUPREME FUNKY FELLOWS 2102の新譜。前作「CROSS THE RIVER」のリミックス版ということだが、2枚組みになってボリュームもたっぷり。

聞いた感じ、リミックスといっても新しい感覚で聞ける曲が多かったように思う。詳しくはわからないが、ゲストアーチストも多数いるようで、低い声の聞きなれぬ男性ボーカルが入ったり、女性のポエトリーリーディングが入ったりと多彩。クラブミュージックながら、クラブミュージックの枠にとらわれない自由さが、他者の血でさらに広がった感じ。

ただ2枚組みという長さのため、歌のない曲はちょっとしんどい感じもした。あまり変化のないインストロメンタル曲は2度3度と聞いているとさすがにちょっと疲れてくる。BGNとして流しているならいいが、ヘッドホンでしっかり聞いてる場合などはちょっとね。これは私がいわゆるクラブミュージックをあまり聞かないからかもしれない。むしろそういう「音だけ」の方が正統派クラブミュージックなのかな。

WSFF2012はもうインディーズとかプロとか関係ないよ、ってくらい完成されてると思う。東京のことは良く知らないけど、インディーズながらタワレコやHMVでもけっこうしっかりと取り扱われているようで。凄いね。

*1:[http://d.hatena.ne.jp/tetsu23/20050703/wsff2102:title]