コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

ネット検索におけるブログの害

最近、ネット検索で目当ての情報を探り当てるのが難しくなってきたように思う。仕事の関係で調べ物を探したり、ブログに書き込むために情報収集をする際、Googleを使って検索をかけると、上位にはたいていどこかのブログがヒットする。そのブログに目的の情報が書かれているのならば良いが、たいていはちょこっと言及してあるようなもので、役に立たないことが多い。作品の感想やレビューなどを見る場合にはブログでの情報は有用だが、リファレンスやデータベース、サンプルなど、きっちりとした情報を得るときにはブログの存在は邪魔になることもあるのだ。

ブログはトラバやRSS、Pingなどによっていたるところからリンクが張られるという性質上、検索にひっかかりやすく、そして検索結果の上位に来やすくなるようだ。このままブログが増えていくと、検索で目当ての情報を探り当てることはますます困難になっていくのではなかろうか。

と言いつつそういう私も、こうやって書くことによってネット上のノイズを増やしていることに他ならないわけだが。

会社の先輩と話していたのだが、そろそろ「ブログを避けて検索」する機能が必要になってきたのではないだろうか。