コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

子を叱ることと子の自傷行為


「子どもができたら、叱らないで育てよう」という声をよく聞くし、自分もできればそうやって子育てしたいな、なんて考えていたが、実際に子どもが出来てみると無理無理。絶対無理。特に子の機嫌が悪いときは、本当に子どもというのは悪魔化するものだ。

食べ物を混ぜる、食器や食べ物を投げる、欲しい物があるとダダをこねて地面に座り込む、人の物を欲しがる、引っかく、叩く、噛み付く、抱き上げようとすると泣いて逃げようとする、玩具を床に投げつける、寝ないで泣いてる。そんなのが日常茶飯事。感情的に怒らないように、とは思ってはいるものの、こちらも生身の人間なのでイライラが募るとついつい怒ってしまう。

もちろん、冷静なときは、強い態度で叱る前に、「こうやってくれたら嬉しい」とか「○○できるよね」などという優しく柔らかい言い方をしている。それで通用するときもあるのだが、無理なときは無理。一度暴れだした子どもにとっては、理屈も親の理想も関係ない。ただゴネる、叫ぶ、暴れる塊と化す。

そうなると叱らないわけにはいかないので叱るわけだが、どのくらい叱っていいのかが難しい。大きな声で叱ったり、我侭がひどいときには叩いて叱るときもあるのだが、本当にそうやって叱っていいのかどうか心配になる。恐怖で覚えこませるのってやっぱりよくないような気もするが、悪いことは悪いとしっかり教えるのも大事だろうし。といっても言葉で納得するような年でもなく、実際に言葉で叱ってもより反発を強めるだけであまり効果がない。かといって叩いて叱った後にしゅんとなっているのを見ると、やっぱり叩いて叱るのは良くないかなあと反省してしまったり。

叱るってほんと難しい。


少し話は変わるが、最近子がダダをこねるときに、自分の腕をつねったり、体を叩いたりして軽い自傷行為をしているのが気になる。そうやって自分を傷つける素振りを見せるというのはよくあることなのだろうか。自分を傷つける素振りを見せてアピールしているのか、それとも我慢するときの自然な行動なのか。傷が残るほどのことはしないのだが、やはり気になってしまう。


最近、子も自己主張が激しくなってきて、私も相方も子もなんだかイライラしがち。良くないなあとは思いつつ。

いや、イライラしてるのは子のせいだけじゃない。子のせいにしちゃいかんね。


keyword:育児のはてなダイアリー*1

*1:全然使われてないキーワードだけど、とりあえず書いてみる。