コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

今日は仲が悪い

相方が「今日は私、○○ちゃん(子の名)と仲が悪い」と言っていた。どうやら朝から子が我がままばかりして少し参っていたようだ。

普段子に対しては、やはり上から見てしまう。子が機嫌が悪かったり、悪さばかりをしているときには「言うことを聞かない」「我がままばかり言う」と表現してしまうことが多い。しかしそれを「仲が悪い」と表現すれば、上からではなく対等の立場で言っているように聞こえる。

親は親であり、必ずしも子と対等でなければならないとは思わない。しかしだからといって常に上から見ていればいいとも思わない。必要に応じて、状況に応じて、親は子を上から、横から見ることが必要だと思う。

また大人もしょせんは我を持った人間である。子の不機嫌につられたり、別の要因により親自身が不機嫌になることだって多い。そういうときに「子のせいで腹が立つ」と言ってしまうと、全ての責任を子に押し付けているように聞こえてしまう。しかしそこで「子と仲が悪い」と言えば、お互いに不機嫌の要因があって折り合いがつかない、という少し柔らかい言い方になる。

たいしたことない話かもしれないが、「今日は仲が悪い」という言い方、ちょっといいかな、と思ったので。