コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

元旦

最近身の回りの雑事についてしか書いてないので、たまには言葉の話を。

1月1日は過ぎてしまったが、「元旦(がんたん)*」について。本来は元日の朝、という意ということ。講義では新年、1月1日を表すとのこと。この単語についてあまり深く考えたことはなかったが、「旦」という文字はそもそも「朝」の意味のようだ。確かに字の形を見てみると、日が水平線から昇っていく様に見える。シンプルな象形文字だろうか。

「正月(しょうがつ)*」は、いまでは一般的に新年からの三が日として使うことが多いが、本来1月のことをさすようだ。

どちらも本来の「元日」という意味ではないということが興味深い。