うちのオフィスは寒い。猛烈に寒い。エアコンはあるのだが、寒くなればなるほどきかなくなる。この暖房が実はかなり古い。数年前にオフィスをリフォームしたときも、暖房だけは古いものをそのまま使いまわしているから本当に効かない。何度も修理してもらっているが、そのとき工事に来ていたあんちゃんが「もうそろそろダメですね」とかなんとか言っていたが、それでもまだ使いつづけている。夏暑くて冬寒い、なんとも季節を感じさせてくれるエアコンだ。
しかもわりとだだっ広い部屋に数人しか人がいない。今週はさらに３人ほど人が減っているので、ますます寒々しい。
12月でも充分寒いが、雪が降って寒さがピークに達するともう大変である。手がかじかんでキーさえまともに打てない。足が冷たくて椅子の上に正座。ただでも働かない頭が完全に凍結してしまってどうにもならなくなってしまう。手袋をつけてコートを着て仕事をすることも珍しいことではない。
足元だけでもハロゲンヒーターかなにかで暖をとろうか、とも思うが、ブレーカーが飛んだら洒落にならないし。かといって石油ストーブは何かと面倒くさく、安全性の面でも問題がある。
けっきょく我々は何年もの間この寒さにただただ耐えている。コンピュータ関係でこれだけ寒いオフィスというのも珍しいのではないだろうか。温度計を持ってきて実際の温度を測ってみようかとも思うが、事実を知るとますますヘコみそうなのでまだ実行していない。
