コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

Master of Epic - スキルキャップ


このゲームは以前にも書いた通りスキル制で、行動によって関連スキルがアップしていく。剣を使えば刀剣スキルが、採掘を行えば採掘スキルが、高いところから落ちたら落下耐性が、死体を回収すれば死体回収スキルが上がる。しかしどこまでもスキルが上がるわけではなく、全スキルの合計値の最大が850と決められている。この最大値を決めて頭打ちすることをスキルキャップと呼ぶ*1

そうなるともう絶対にスキルが上がらないかというとそうではない。今度はいらないスキルを「DOWN」設定にすることによって、スキル値を下げていくことができる。何かのスキルを上げることの代償に、別のスキルを下げていき、総計値を850に保つのだ。そうすることによってキャラは特定のスキルに特化されていく。

このスキルキャップの導入はなかなか上手いやり方だと思う。序盤は何でもできるゲームだ。やりたいことにちょこちょこと手を出し、どれが自分に合っているかを確かめながらプレイすることができる。そしてレベルが高くなり、スキルキャップを迎えると、今度はやりたいことを取捨選択して特化していくという仕掛けだ。序盤に少々無茶をしても後で取り返しがつく。プレイヤーも変な気負いなくいろんなことに挑戦できる。また成長した後でも、時間さえかければ別のスキルを特化していくこともできる。自由度と制限のバランスが上手く取れている。


というわけで、私もスキルキャップを迎えた。とはいえ、いろんなところに手を出しているのでまだそんなに強くなった実感はない。というか、同じようなレベルの他の人に比べて弱いような気がするのだが気のせいだろうか・・・。ともかくこれからさらにスキルを特化していかなければならない。金の稼げないスキルばかり成長させてきたので、ちょっと将来が不安ではある。

またシップ、という職業の肩書きを示す名前が、「剣士」から「セイバー」になり、さらに数時間後には「サムライ」へと成長した。サムライは複合シップといわれる上級職なのだが、まだベータ版なので仮実装段階。全然強くない。本当に肩書きだけ。それでも、なんとなく自分が成長しているという気分になれるのでまあ良しとしよう。

*1:ちょっと解釈に間違いがあるかもしれないが、だいたいそういうこと。