コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

輝け!大学生のど自慢

WONDERFUL LIFE
夕方、何気なくNHKを見ていたら、「輝け!大学生のど自慢」なる番組をやっていた。なんだか素人臭いオニーサンがハリボテのようなステージで歌っている。司会はテツ&トモのようだった。まさかとは思ったが、見ているとやはりそうだった。それは先日鳥取大学で行われた学祭の様子だった。

実際に見に行ったわけではないが、テツandトモが来ていたとは聞いていたのでなんとなくわかった。しかしローカルなケーブルネットでするのならわかるが、NHKで放映するなんて・・・。

しかも歌っている人は、お世辞にも上手いとは言えない歌唱力。それでも鐘がキンコンカンコン鳴っていた。なんだかなぁ。

しかし地味地味で何も面白みのなかった風紋祭にしてはがんばっていると思う。いちおう毎年ライブらしきものはやっているが、都会の大学や有名大学と違い、有名人が来るということはほとんどない。そんな風紋祭で、テツ&トモを呼んだというだけでもかなり画期的な出来事である。


風紋祭といえば、数年前にあったTHE COLTSのライブが印象に残っている。無名ではあるものの、鳥大で呼ぶアーチストにしてはかなり本格的なスカ系バンドだった。駐車場に作られた小さなステージだったが、追っかけのような女性陣がステージのまん前を陣取っていた程だ。演奏もしっかりとしていて、乗りもよかった。

そんなライブの最中、ヴォーカルの人が歌っている最中に空の方を指差した。なんだろうと思って指刺す方へ振り返ると、ちょうどステージの真正面に、大きな虹が出ていた。せっかくの野外ライブなのにあいにくの天気だなぁと思っていたが、そういうどんよりした気持ちも全部吹き飛んだ。虹を見ながら演奏したバンドというのもそう多くはないのではなかろうか。

しかし、その後THE COLTSをメディアで見かけることはほとんどなかった。ちょっと残念。