コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

週刊少年サンデー 第46号

表紙はこの秋はじまる2つのアニメ、「焼きたて!!ジャぱん」と「MAJOR」。「うえきの法則」は最終回なのに、表紙には小さな植木の顔と「クライマックス22P!!」の記述のみ。

以下、ネタバレあり。



焼きたて!!ジャぱん
マンゴー埴輪パン・・・回が進むにつれてどんどんトンデモなパンになっていってるなぁ。最近のジャぱんに出てくるパン、美味しそうに思えないんだよね。一度、「焼きたて!!ジャぱん」のパンを食べてみよう!みたいなイベントやってみてくれないかなぁ。「食えるパンはどれだ!?」イベントになりそうな・・・。


ハヤテのごとく!
いきなり一緒に入浴イベント。だがなんというか、全体的にテンポがよくない。というかぶっちゃけ面白くない。うーん。最後のページのおめめキラキラはまんま改造ですな。


うえきの法則
とうとう終わってしまった。後半テンション高くなって面白くなってきたところだったので、ここで終わってしまうのは少し寂しい。しかししっかりとした大団円。サンデーはここまで書ききって、そしてしっかりと終わってくれるので嬉しい。植木が消滅するかどうか、生き延びさせるならどうやって生き延びさせるんだろうか、と思っていたが、まさか猿を気絶させて生き延びさせるとは。確かに才にそういう設定あったなぁ。最後の最後で良いトリックを見せてくれた。
けっきょく「みんないい人」になって話が終わってしまったのはちょっとご都合主義な感じもしたが、植木だからそれもいっか、と思える。ラストバトル中でもボケかましてたくらいだからね。
みんなの後日談。李崩が泣いているのがおかしかった。しかしけっきょく植木との決着はつけてないんだよなぁ。そういえばバトル終わった後って、能力や神器ってどうなるんだろ。
最後、植木の「再会の才」って、そこまでコバセンを好きなんですか。「願いがかなう才」とかにすればよかったのに。ま、そうしないところが植木らしいといえば植木らしいか。


いでじゅう!
「あっはっは。ごめんなさい」はなぜだかちょっとスッキリした。


モンキーターン
もうほんと波多野ダメだ。「はっきりさせる」というのは誠実なように見えて、その実「俺が選んでやる」って言ってるのと同じじゃん。いやそのまま二股を続けるよりはマシなのかもしれないが、なんというか自分に主導権があると慢心しているような印象を受ける。また、浮気を隠していればいいということではないが、澄に浮気を告白したのも、自分が楽になりたいからとしか思えない。どういう結果になってもこの先波多野に感情移入することはできないような気がする。
一方、バンプを回避した洞口。澄にもまた好印象を与えた様子。このまま澄と洞口がくっついちゃえ。


からくりサーカス
久々の鳴海登場。砂漠の作戦以降、厳しい表情しか見せてこなかった鳴海だが、今回はいろんな表情を見せてくれた。時間が彼の心にわずかずつでも笑顔を取り戻してくれたのだろうか。トムとの再会での優しい笑顔、「アンドロメダ星人」への突っ込み、じいさんに噛み付かれているときの困った顔、じいさんが「からくり人形は・・・」と言っているときのとぼけた突っ込み顔、ギィが生きていたと聞いたときの嬉しそうな顔、ギィとの再会のときの嬉しさと興奮と照れの混ざったような顔。人間味を取り戻した様々な顔が嬉しい。ようやく、本物の鳴海が帰ってきたような気がした。