コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

思索

コトバノトマドイ

id:exhum氏とid:killhiguchi氏の日記やコメントでのやり取りを読んでいると、ここで「コトバノツドイ」などと標榜しているのが恥ずかしくなってくる。 思考の肉体 - 日記のようなもの 楽園の言語 - 日記のようなもの 非常に興味深い話で、私も何か考え語りた…

はてなでのリンクとトラバ

先日の「es」と「のだめカンタービレ」の感想*1で、他の人の感想を集めて並べるという試みをやってみた。何かを見聞きすると、あるいは自分が感想を書くと、他の人の感想を読みたくなる。はてなには「言及日記」と「〜を含む日記」という便利機能があり、そ…

ブログを覗くと

ブログの世界を覗くと絶望的な気分になる。それは図書館に並べられた膨大な量の本を見たときの絶望感に似ている。

写真が撮れない理由

思い通りの写真が撮れない。プロのような写真が撮れないというのはいまさら嘆くまでもないが、自分が気に入る写真さえ撮れないのが辛い。以前はそれでもフィルムを1本使えば2、3枚はお気に入りの写真が撮れていた。誰がどう評価しようと、自分では「これ…

ゲームの悪影響とゲーム脳の悪影響

こうやって書いていると、私が「ゲームにまったく害はない」と主張しているように誤解されるかもしれないが、そうではない。ジャンルやモノによって差はあるとしても、ゲームの中には害になるものはあるし、やりすぎはどちらにしても良い影響はないだろう。…

集団の脆弱性

えーと、だらだらと思索です。机上の理想論でまともな結論には至ってないですが。 - 私は集団というものが嫌いだった。人間が社会的な動物であり、個では生きられないがゆえに集団を形成するというのはわかる。また集団になることで効率的に物事を行なえるよ…

偽善

偽善? そうかもね。だからってどうってことない。それを偽善と切り分けるのであれば、偽善以外の善なんてない。人はすべて「己のため」に善を欲する。献身も、身代わりも、身を呈して人を守ろうとするのもすべて己のため。己の満足のため。己がそうしなけれ…

「死にたい」と思うことと「死のう」と思うこと

かなり衝動的に書いてしまっているので話に筋もまとまりもないかもしれないが・・・。

頑張れに頑張れない

いつもお邪魔している日記に「頑張れ」についての話題があがっていた。「頑張れ」については私も書きたいと思って「書きたいもの覚書」に書き足していたのだが、長いあいだほったらかしにしてしまっていた。これを機にちょっと書いてみようと思う。私の話は…

書きかえてはならない言葉

なにこれ? 通知表の所見欄に書きたいけど書けない(性格を表す)言葉を書きかえる一覧表 ネタとしては面白い。しかし真剣に教育を考える場合、こういうことやっちゃっていいのか? 短所を責めたてて直すことが必ずしも良いとは言わない。短所に見えるところ…

金にならないということの価値

ブログ書いてると、ときどき身の程知らずにも、「これが金になればなぁ」なんてことを考える。物書きにあこがれていたし、今でもそういう仕事をすることが許されるのであればやってみたいと思ったりもする。いやはや身の程知らずにも程がある。しかし、金に…

無知なる善意

id:sledoni氏の話(id:sledoni:20050223:p2)から。 イラク人質問題 雑感: おいらブログ いまさらイラクの拉致事件問題に関してコメントするのもなんだけど、善意による行動一般について、ってことで読んでやってください。無知なる善意は確かに怖い。いわゆ…

ヒーローゲームの悪影響

id:kapibara氏のところより*1。 悪者が暴れまわるテレビゲームより、かっこいいヒーローが敵を倒すゲームの方が、むしろ子どもの攻撃性を高める可能性があることが、お茶の水女子大の坂元章教授らのグループ研究で明らかになった。 以前にここで似たような話…

アーチストとアーチザン

id:ain_ed氏の「アーティストとデザイナー」を読んで。この二つの対比には私も以前から興味を持っていた。芸術家(アーチスト)でも職人(アーチザン)でもない私が口をはさめるような立場にないことはわかってはいるが、その議論の場にいたら絶対に口を出さ…

不思議な少年 - 不変の運命

不思議な少年(3) (モーニングKC (998))作者: 山下和美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/22メディア: コミック購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (65件) を見る少し前の話になるが、「不思議な少年 第3巻」を読了した。感想を書かねばと思…

錆びた鈍いナイフ

書きたいことを書こうと思い、このブログを書き始めた。日々思うこと、何かに対して感じたこと、憤りや理不尽な思いや愚痴、時に少し格好つけた理想論や辛口の批判。そんなものを勝手気ままに書いていこうと思っていた。ブログなどしょせん独りよがりの自己…

オカルト好き、オカルト嫌い

私はオカルト関係の話が好きだ。心霊、超能力、UMA、UFO、カルト宗教、超古代文明、民間伝承、超自然的パワー、神、悪魔、儀式、占い、超科学、etc...。それらのオカルト話には強い興味をそそられる。幽霊ものの映画や心霊、超能力番組があれば気になってし…

傀儡の脳

この指の隙間から言葉がこぼれ落ちて行くような感覚はなんなのだ。指が硬直し、それが脳をまで硬直させているかのような不自由な感触。キーを打つ指がかつての滑らかさを失い、誤った文字ばかりが呼び出される。指の惑いは思考の混乱を招き、言葉の流れを断…

生の意味

id:ain_ed:20041101#p1氏の「何のために生きているのか、と問われたら?」を読んで。以前に「死」について書いてもらったことのお返し、というわけではないが、私も少し「生」について書いてみようと思う。とはいっても、私には彼ほどの明確な「生」への思い…

お気の毒にという言葉

大きな地震が起きた。こういうとき、私は何を言っていいのかわからない。かわいそうに、とか、亡くなった方のご冥福をお祈りいたします、とか、すんなり言えればいいのかもしれない。実際にそう思う気持ちはある。しかし自分は安全なところにいて、何もして…

かなり昔、私は詩というものにあまり興味を持っていなかった。詩は削ぎ落とされた文章であり、あいまいかつ安易に書けるものだなどと思っていた。私は詩よりも文章にこそ価値があると、心のどこかで思っていた。そんな考えであったから、当然、詩を書いたり…

言葉への想い

ここ最近、ここへの書き込みに関して言葉を大切にしていないのではないかと不安になることがある。言葉をないがしろにしているつもりはないのだが、貧弱な語彙や同じような言い回し、わかりにくい文脈をもって取り留めのない結論に至っているような気がして…