コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

Windows 10が起動できなくなった

SSDとHDDを入れていたPCで、SSDWindowsを入れて動かしていたんだけど、HDDが壊れたので別のHDDに入れ替えたら起動しなくなってしまった。WindowsSSDに残っているはずなのだけれど、起動すると黒画面に下のようなメッセージが出て止まってしまう。

Loading Operating System...
DISK BOOT FAILURE, INSERT SYSTEM DISK AND PRESS ENTER

たぶん壊れたHDDの方にBOOT情報が書いてあって、それがなくなったから起動できなくなったんだろうということで修復に取り掛かった。

まずシステム修復ディスクで起動して、「スタートアップ修復」を試してみるが、2,3時間くらいかかって修復できませんでした、と。

bootrec > だめだった

次に以下のサイトを参考に、システム修復ディスクで起動して、コンソールからdiskpartとbootrecを使っての修復を試みた。



  • MBR作成するためのパーティションアクティブ化の手順
    • 修復ディスクまたはインストールディスク挿入→セットアップ画面[次へ]→修復
    • コマンドプロンプトを開いてdiskpartコマンド
    • list diskコマンド→OSが入ってるdiskの番号を覚えておく
    • select disk [disk no.]コマンド
    • list partitionコマンド→OSが入ってるpartitionの番号を覚えておく
    • select partition [disk no.]コマンド→activeコマンド→exitコマンド
  • MBRを作成する。
    • bootrec /scanosでWindowsがあることを確認
    • bootrec /fixbootコマンド
    • bootrec /fixmbrコマンド
    • bootrec /rebuildbcdでWindowsが見つかったらYを入力
    • 再起動

diskpartでのactive設定とbootrec /fixmbrはできた。bootrec /ScanOs でもちゃんとCドライブにWindowsがあると表示された。しかしbootrec /fixboot と bootrec /RebuildBcd では「要素が見つかりません」と出て失敗。

ここで再起動をかけると、「DISK BOOT FAILURE, INSERT SYSTEM DISK AND PRESS ENTER」ではなく、たくさんメッセージが出てきた。スクショ撮るのを忘れたので詳細は覚えていないが、「\BOOT\BCD」がなにやらと書いてあった。たぶんこんな感じ。

で、もう一回、今度はWindows 10のインストールディスクから起動して「スタートアップ修復」を試してみる。2時間待ってやっぱり失敗。

bcdboot > 成功!

再びCD起動でコンソール画面へ行き、下のサイトを参考にbcdbootを試してみた。


bcdboot c:\windows /l ja-jp

だが、「ブートファイルをコピーしようとして、エラーが発生しました」と表示されてしまった。また調べて、以下のサイトを参考にして試してみた。

del bootmgrとdel boot\bcdはファイルがないと言われたがひとまず実行。そして次のコマンドを入力。

bcdboot c:\windows /l ja-JP /s c:

すると成功! 「JP」を大文字としたのと、「/s c:」を付け加えた。たぶん後者が効いたのだと思う。


そして再起動をかけてみたところ、無事SSDから起動できました。

「スタートアップ修復」とかbootrecとかは必要だったかどうかわからない。bcdbootだけでいけたのかもしれないけど、いちおう経緯を覚書しておきます。