コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

東京旅行記 1日目

有給取って3日ほど東京へ家族旅行に行ってきました。

1日目。早朝、空港へ移動。子どもたちはいつも家から飛行機を見ているが、乗るのははじめて。旅の目的は子どもたちを「いろんな乗り物に乗せてあげること」と「東京という街を見せてあげること」。行く先よりもむしろ、乗り物やその途中の都会の景色を、子どもたちに見せてあげたいと思っての旅。ゆえに飛行機は目玉のひとつ。離陸にもたついていたのでちょっと心配したが、無事に出発。子どもたちが音や揺れで怖がるかと思っていたが、喜々として空の旅を楽しんでいた。

羽田空港に到着し、モノレールで移動。子どもは大きな窓にカブリツキ。浜松町からは山手線で。ここでも窓の外にカブリツキ。東京に住む人にとってはなんでもない景色でも、はじめて都会に出て電車に乗る子どもにとってはどれもこれも見たことのないものばかり。電車がすれ違うだけでも珍しい。

新宿に付き、友人夫婦と待ち合わせをしてマックで軽く食事。旅行の行程をアドバイスしてもらったり、子どもにありがたいお土産を貰ったり。感謝多謝。

そしていよいよ最初の目的地の三鷹の森ジブリ美術館へ。入館は予約制で時間が決められている。12時のチケットを取っていたのだが、着いたら時間ぴったりだった。美術館の外から既にラピュタのロボットなんかが見えている。ワクワク。

中に入ると、アニメーションの歴史に関する展示が。立体造形を回してアニメーションさせる装置が凄かった。次にジブリ作品の原画やセル画、絵コンテなどを置いた部屋。ここはゆっくり見たかったのだが、子どもが興味なさそうで急かされてしまい、あまりじっくり見れなかった。大人だけだったらたぶん2倍か3倍時間かけて見てただろなー。他に、ネコバスの巨大なヌイグルミみたいなところで子どもが遊んだり、ラピュタロボと記念撮影したり。最後に20分のショートアニメを見た。童話を元にした「星をかった日」というお話。とても穏やかで綺麗なアニメだった。ああいうファンタジーな話は大好き。他にも何種類か月替わりでショートアニメをやってるらしい。全部見てみたかった。

ジブリ美術館ジブリ好きなら○かな。でも少し物足りない感じ。実物大メーヴェとか、他では見られないものをもっと展示して欲しい。

ジブリを出て、新宿に戻る。都庁まで歩いて行こうかと思ったのだけど、「行けたら行こう」ぐらいな感じだったし、親も子どももへとへとだったので途中で断念してそのまま横浜に行くことに。後で人に、東口ではなくて南口から行けばすぐだ、と聞いてちょっと残念。ま、ビル見るだけだし、子どもはビルにはあんまり興味なさそーだったし、いっか、ってことで。

JRと地下鉄で横浜に移動。子どもにとっては初地下鉄。横浜で先にホテルにチェックインしておこうと単独行動していたらいささか迷子に。どうにかこうにか見つけたホテルは、ちょっと場違いなんじゃないかと思うほど豪華な感じのところだった。ネット予約でそこのデラックスツインが、都内のボロホテルに泊まるよりもよっぽど安かったのですよ。とりあえずチェックインして荷物を預けて次の目的地、横浜中華街へ移動。

行くお店はいちおう目星をつけていた。派手派手な中華街のメイン通りを突っ切ってそのお店へ。高給料理屋風ではないけど、素朴で明るい感じ。少し予定より高めだったけど、中くらいのコース料理を頼んだ。チャーハンや酢豚、海老のマヨネーズ和えなど、定番料理を堪能。

帰り道。横浜の中華街はなぜか天津甘栗売りが多い。点心より栗、な感じ。しかも街頭にたくさん人が立って試食の栗を配っている。妻がそのうちのひとつを貰って食べてみたところ、「すっごい美味しい!」とのこと。私もひとかけら貰って食べたけど、確かに焼きたてはすごく美味い。けっきょく一袋買ってしまった。他の店は2袋以上とか1000円以上でしか売ってなかったけど、その店では一袋で安く売っていたのでラッキー、かな? しかも、買うときに袋に詰めてあった冷めたのを渡されそうになったので、奥さんが「そっちの焼きたてのちょうだい」と言って入れ替えてもらっていた。なかなかのツワモノだ。買った栗は焼きたてホクホクで美味かった。

満腹になったし、ホテルへ戻ることに。入り口の豪華さにも驚いていたが、部屋に上がってまたびっくり。日本一高いところにあるホテルの名が示す通り、地上55階。角部屋で横浜から都内にかけての夜景が一望できる大きな大きな窓。すげーー! 部屋もゆったりと広い。なんかベッドに枕が4個くらい置いてある。お風呂場も広く、風呂とシャワーだけでちょっとしたホテルのシングルルームよりも断然大きい。田舎モン丸出しだけど、そういうところに興奮してしまった。

疲れていたこともあり、お風呂に入って就寝。1日目終了。