コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

「零 紅い蝶」 ラストインプレッション

クリアしました。セカンドインプレッションより実に2年以上の月日を経て。

零~紅い蝶~ PlayStation 2 the Best

零~紅い蝶~ PlayStation 2 the Best

以下、すこーしだけネタバレあり。

結果としては・・・面白かった。確かに不満点はある。不満はあるにしても十分に面白かった。一人じゃなくて奥さんと一緒に見てたから、ってのもあるかも。幽霊が出るたびにギャーギャーいいながら戦い、ゼロショットが出ては喜び、ストーリーに恐怖しながら楽しめた。ラストは・・・だけどそれもまた強い印象に。

ファーストインプレッション、セカンドインプレッションで書いた不満点についてはけっきょく最後まで解決することなく終った。特に「暗い」というのは最後の最後までイライラ感として残った。演出にしてもちょっと暗すぎだよね。テレビのブライトネスを最大にしてもまるで見えないくらい暗い。その中を半透明の敵が襲ってくるとほんとに見えない。怖いというより、うざい、という印象は最後まで変わらなかった。

もう1点の「幽霊が怖くなくなる」というのも同じ。青い光の幽霊が出ると、怖いよりも先に「ラッキー、ボーナスポイントゲットだぜ」な気分になってしまう。赤い光の幽霊についても「ゼロショットで点稼ぐぜ」な対象。しかしどうもカメラのせいだけではない。幽霊自体の怖さも、序盤の方が力が入っていて怖かったような気がする。後半、あんまり不気味な幽霊が出ないような。ま、「びっくり系」の幽霊が少なく、じわじわ怖い幽霊をメインにしてるのは好感が持てるところ。

それでも、カメラを構えて戦うというのは斬新で面白かったし、ゼロショットが撮れると気持ちがいい。うむ・・・なんかホラーと方向性違うような気がするけど、それはそれで評価点。上には怖くない、って書いたけど、怖いところはやっぱ怖いしね。ホラー好きにはお薦め。


他の「零」シリーズもプレイしてみたくなったけど、その前に「真のエンディング」がんばってみるかなー。

余談

Amazonに「Playstation the Best」で「零〜紅い蝶〜」が2つあるのはなぜ?