コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

コンピュータでの文章の書き方

コンピュータで文章を書くようになって、文章の書き方が大幅に変わった。手書きの頃はざーっと書いて後で見直して手直し。手直しが面倒なので出来れば一発目の文章でできるだけ形になったものを書くように。という感じで書いていた。しかしコンピュータで書くようになって簡単に修正削除移動入れ替えができるようになり、「直しながら書く」「直す前提で書く」というのが当たり前になってしまった。

それが悪いことばかりとは言わない。手書きよりも推敲や修正がしやすいことは確かだ。しかしそういう書き方に慣れると文章の勢いをそがれる。考えすぎて長ったらしい文章になってしまったり、後で直せると思っておざなりな文章になってしまいがちな気がする。

実際に、たとえばはてなダイアリーで日記を書く場合でも、何度も何度も修正をしてしまう。一度投稿し、それを見直しては手を入れ直し。そんなことを繰り返してしまう。手直ししていると言えば聞こえがいいかもしれないが、実際のところはちゃんと確かめや見直しもしないうちから投稿してしまっているだけなのだ。


さらに困るのは、修正不能の文章を投稿するとき。たとえば人力検索。これに回答を投稿すると、消去も訂正も不可能となる。当然それがわかっているから何度も見直しはするのだが、しかしそれでも投稿してから訂正したくなること多々。

あと、他の人のコメント欄。はてなダイアリー内の場合訂正は可能なのだが、訂正するたびに相手にメールが飛んでしまう。それでも手直しせずにはいられない脅迫観念のようなものに駆られて直してしまうことがある。


というわけで、さきほどもたくさんコメントメールを飛ばしてしまったかもしれません。ごめんなさい。そういう性分なんです。と、言い訳も兼ねて。

追記

でも案外、コンピュータを使い始めてからそういう書き方になった人は少なくないのではないかと思ったりもする。

追記2

日記を見返していたら以前にも同じようなことを書いていた。少し意味合いは違うけれど。