コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

続・批評とか

考えがまとまったわけではないのだが、「海麗口コミ【飲むコラーゲン販売店】お得に購入するには」さんで取り上げていただいたので。

はっきり言うが、その批評や批判によって何がしかの進歩があるわけじゃない。誰も読まないし、誰も必要としていない。それを読むのは、新たな批評という形での言語消費を必要としているだけの人間だ。でも人間というのは言葉を紡ぎたい存在だから、まるで批評や批判が、当の批評・批判対象をより高めていると幻想するが、でも作り手はそんなものを読んではいないし、必要ともしていない。

なるほど。確かに「クリエイターと消費者」という構造の中ではそういう考えも一理あるかなあ、と。「作品を良くするため」なんて言うのはおこがましいのかもしれない。また特に小説などの個人的なところから作り出されるものは、読者の声で揺らぐようではダメなのかも。

ただし度を越した酷評は「作者のため」ということさえも意図してないものがほとんどだと思う。そうなるともう批評と呼べるかどうか微妙だけれど。


そもそも「批評」とか「レビュー」という言葉が良くないのかもしれない。「リコメンド」としてしまえばいいのかも。そうすれば少なくとも「作者への・・・」という意図は完全に消えるはずだし、酷評も場違いになる。

でも消費者にとっては「厳しい評価」というのもやはり価値がある場合も少なくないし、それを意図的に忌避するというのも健全ではないような気もするし・・・。でも作り手としてはそういうのはやっぱり聞きたくないだろうし・・・。難しいなあ・・・。


しかしこういうことを書いていくとまた、今後厳しい感想なんかを書くのを躊躇ってしまいそう。