コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

交響詩篇エウレカセブン - 第47話 アクペリエンス・4

異なるものの核へとたどり着いた少年。再びめぐり合った肉親は真実と諦めの未来を告げる。しかし少年は受け入れる未来ではなく、切り開く未来を選ぶ。異なるものと共に歩む未来を。


今回は短め。

司令クラスターの中へ

スカブコーラルの中心部にたたずむ姉。それを追うレントン。この期におよんで後先考えずに飛び出しますか。そのままゾーンへと・・・司令クラスターの内部へと導かれる。

そして司令クラスターの内部は、今まで幾度か出て来た「図書館」。その完全版。今回はレントンたちだけでなく、スカブと意識を共にする多くの人々の姿がある。人々はレントンにもまったく興味を示す様子もなく、ひたすら本を読んでいる。この人たち、たぶん絶望病の人たちなんだろうな。ウィルの奥さんもいるかな。

ダイアンについてはまた後で。

スカブコーラルの過去

ダイアンは語る。スカブコーラルの発生、成長、人類との関わり、そして「他者と繋がりたい」という願い。融合することでしかコミュニケーションを取ることができない。しかし融合してしまった他者はもはや他者ではない。そのジレンマ。そこから生まれたコーラリアンの希望が、サクヤでありエウレカである、と。融合しない交わり。

でもって、この星が地球だった、と。スカブコーラルが地球をコピーしたと思ってたんだけど、そうではなくてスカブコーラルが地球の外側を完全に覆っていたんですな。

スカブコーラルの選択とレントンの選択

クダンの限界の発生に対し人が生き残るには、人がスカブコーラルと融合して意識だけの存在になるしかないと告げるダイアン。*1

それに対して「だからって諦めるのかよ」と反発するレントンレントンのこの一言でこれまでずっと光のなかったダイアンの瞳が光を取り戻す。

レントン:スカブコーラルの意見はもういい
     わかった
     俺はお姉ちゃんの意見が聞きたいんだ!

「わかった」という台詞を入れるところが上手い。続くエウレカとのシンクロも心地いい。

その後、高台に上ってきたレントンエウレカ。ちょっといちゃつき過ぎです。

アドロックとの再開

特に言葉もなく、というかアドロックしゃべってないじゃん。姉以上に感動の対面のはずなのにあっさりとしすぎ。その再開もダイアンが邪魔中断してるし。アドロックも他の住人と同じく、意識があんまりなくてコミュニケーション取れないのかなぁ。

*1:こんな話どっかにあったなあ。攻殻・・・。