コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

週刊少年ジャンプ 第50号

50号の大台にのった。50越えると年末だということを実感しはじめる。ジャンプで季節の移ろいを感じるというのもなんとも悲しい話だが・・・。

表紙はナルト。ナルトとBLEACHの表紙率高いような気がするなあ。

家庭教師ヒットマンREBORN!

巻頭カラー。ちょっと他の漫画とは雰囲気の違うしっかりとした感じの絵。なんか前にジャンプでやってた落書が実体化する漫画に似てるかも。*1

バトル編、いよいよボスとのご対面。なんか血みどろでREBORN!らしくないなあ。手榴弾直撃しても頭から血を吹いててもギャグですませてたのに、獄寺瀕死、ビアンキは風太に腹刺されて、陰々欝々。意外にもあのメンバーの中で一番しっかりしてるのがビアンキだったので、それがあっさり退場というのは辛い。

しかし、獄寺退場の替わりに、雲雀登場。馴れ合わない、つるまない、しかし「たまたま敵が同じ」ということで共闘。ドラゴンボールのラディッツ編のピッコロって感じで心強い。


NARUTO ―ナルト― 集英社コミックカレンダー2006 ([カレンダー])

NARUTO-ナルト-

先週に引き続き懐かしキャラの登場。「デブ」の言葉に怒ったと見せかけて、ナルトの背後からの攻撃を潰す演出。コテコテだけどこういうの嫌いじゃない。新キャラとナルトの初顔合わせ。確かに今回のナルトは危険を察知もできなかったし、攻撃に移るのがワンテンポ遅いし、「チンポついてんですか」って言われても仕方ないわな。

流れとしては、このお絵描き新キャラが新メンバーになるんかな。

ONE PIECE

ロビンはこの後に及んでまだ「死にたい」とか言っちゃってるし。仲間を思って、というよりも、もうこれ以上苦しみたくない、というところだろうか。それに相対するルフィの憮然とした顔。将来を諦めているという意味では、アーロン配下だった頃のナミと被るかも。

戦闘の方はCP9勢ぞろいでルフィと顔合わせまで。カクとカリファの新能力も気になるところ。なんかカクの新能力は「おかしな能力」っぽいけど。さてはて。

BLEACH

一角がちゃんとバトルしてる。一瞬で終わらなくて良かったのやら悪かったのやら。戦いを楽しんでるみたいだけど、そういうキャラだったっけか? そういや一護と戦ってるときもそんなだったっけか。

そういやディ・ロイは斬魄刀を解放するまでもなくやられてしまっておりますな。刀も抜いてないんだったっけ?

魔人探偵脳噛ネウロ

久々にヤコの「心を読む能力」発動。吾代の本心を読み取る。この能力がまともに出るのって、アヤ・エイジア以来じゃない? 小出しには出てたけど、それを「人並みはずれた能力」として描写されることがあまりなかった。サイでは「読めない」でビビってて、その後ヒステリアやらガイジンやらは心を読むまでもなく自ら「ぶっちゃけて」くれちゃってましたから。ネウロの謎解きよりも、このヤコの心解きの方が面白かったりするんだよね。もっと頻繁に使って欲しい。そういえば笹塚と笛吹の話にはヤコ能力が発動しなかったなあ。*2

吾代の離反は、ネウロにパトロンがつくことへの伏線。ネウロがパトロンに対してどういう態度に出るか、確かに見もの。

DEATH NOTE

清楚高田が実は清楚ではなく、さらには優秀でもないアホだということが判明(ニア談)。確かに、調子に乗って派手なカッコしてる高田はアホ丸出しです。それをさらりと言ってしまうニアと、それに「・・・」と無言で反応してる後ろの二人が笑える。ま、ニアにとっては少々大学での成績が良い人間など優秀の部類には入らないのでしょう。

ライトが高田に接触。しかし高田はキラ信者。そして今のキラは月ではなく魅上。このあたりの齟齬が綻びになっていくのではないだろうか。しかし魅上が選んだのが高田、ってのは偶然にも程があるよなぁ。

そういえば以前にどこかで見たけど、この作品は全体的に女性を低く描いているという指摘があった。確かにそうかも。高田清美も例外ではなさそう。早々にニアにアホ呼ばわりされてるし。知略戦は常に男同士でやってる。話に絡んでくる女性はたいてい誰かに利用されてる。唯一イケそうだった南空ナオミも早々に退場してしまったし。ま、彼女も正義感というよりは男への愛ゆえに動き出してたんだけど。

ところで今、デスノートの所持者関係ってどうなってるんだっけ。ライトは所有権放棄してるんだっけ? 最近、全体の流れを把握しきれなくなってきてるかも。

みえるひと

今週もなかなかのクオリティ。ガクとヒメノンのボケツッコミ合いがようやく軌道に乗ってきた感じ。キモいガクに引くどころか押しちゃってるヒメノンの天然さがいい感じ。

*1:あれ? サンデーだったっけ?

*2:ネウロ 笹塚」とか「ヤコ 笛吹」とかで検索すると、「笹塚×ネウロ」やら「笛吹受」やら、怖くてリンク開けないような検索結果ばかり出てくるのは勘弁してください。