コトバノウタカタ

よしなしごとをつらつらとつづるばしょ。

新語・流行語大賞2005

   


去年もこれについて書いた覚えがあるが、もう1年も経つのか。早いなあ。

今年は各語に簡単な解説がついているのでわかりやすい。ただ転載してもつまらないので、適当にカテゴリ分けしてみた。長ったらしいので隠しておきます。

カテゴリ分けが妥当かどうかはあんまり突っ込まないでやってください。とりあえず全体の傾向をば。去年全盛を誇っていた「お笑い系」と「スポーツ系」の言葉はかなり減少。特に昨年はオリンピックがあったことでノミネートが多かったスポーツ系は地味になっている。「安藤美姫」とかよく聞いたけど・・・人名そのままじゃあ流行語にならんか。

目立つのは「政治系」そして「ネット系」。「社会系」も多いけど、これはカテゴリの幅が広いから、かな。

政治系は選挙もあったということで、選挙がらみの語が多い。確かにニュースなどでよく聞いたかな。でも半分くらいはメディアが作り出して流行させた言葉。まあそんなもんか。

社会系で気になるのは・・・全体的にインパクトのある言葉が少ないということ。「MOTTAINAI」なんて、たしかにニュースでは何度か聞いたけど、国内では流行ってないんじゃない?

ネット系の言葉は昨年あたりから徐々に多くなってきたけど、昨年はトップ10には入っていない。今年当り、「電車男」なんかは上位に来るんじゃないかな。「ブログ」の社会的認知度も気になるところ。「萌え」なんてのは今さら感が強いなあ。「キタ━━━━(・∀・)━━━━!!!!」とか「ツンデレ」(via: id:ain_ed:20051113:p1)の方が適してるんじゃないか、と思うのはネットの住人ゆえなんでしょうか。そういえばうちの相方もツンデレを知らなかったっけ・・・。

「経済系」。ライブドアがらみの語が「ホリエモン」「敵対的買収」「村上ファンド」「想定内(外)」と複数入っている。世間を騒がしていたことは間違いないってか。

今年は映画系がほとんどない。「NANA」がかろうじて映画に関わっているが、そのくらいかな。あ、「電車男」もいちおう映画か。でもどっちかって言うとドラマの方が盛り上がっていたような気がする。見てないけど。

「台詞系」も少ないな。確かに脳裏に残ってるような印象的な台詞はあんまりないかなあ。


この一覧を見るたびに「何か抜けているような気がする」「これって流行語って言うほどのものかな」とか考えてしまうけど、流行や世間に疎い私が言っても説得力もくそもないですな。大賞もまた納得いかないことが多いんだけど・・・どれになるんだろ。「電車男」が強いんじゃないかと思うのはネット住人の贔屓目でしょうか。「愛・地球博」辺りが妥当かなあ。

あ、そうそう、忘れてた。「セレブ」、これがない。これ今年めっちゃ聞いたような気がする。「セレブ婚」やら何やらで散々使われてた。なんで入ってないんだろ。あとはあれかな、今年から言われ始めたことではないけど、今年特によく聞いた言葉「靖国参拝問題」も入ってないね。政治で言えば「竹島の日」なんてのもあってもいいような気がするけど。